ヘアカラーとヘッドスパは同じ日にしていいの?
答えは しない方が色持ちは良いです。
ヘアカラーの色が落ちていく過程は施術していると良く分かります。
ヘアカラーの後のシャンプーはどこの美容室でもツーシャンプー(2回)します。1回目のシャンプーが終わった後と、2回目のシャンプーが終わった後ではヘアカラーの仕上がりは変わります。
シャンプーを1回で終えると濃く色がはいっています。
2回するとブラウンがより打ち勝ちヘアカラーの色味が薄くなります。
これは美容師の間でも賛否両論あります。
少し難しくなりますのでとばして読んで頂いても問題ないです。
それは残留色素と言われている物の扱い方です。
ヘアカラー後のシャンプーで出る色素はヘアカラーの薬剤の残りという意見もあります。しかし一方でイオン結合している色素ではないかという考えです。
アルカリカラーで表面の色素が残ったもの(残留色素)これは髪の毛がアルカリに傾いている1週間は色素が定着していくと思っています。
なぜなら
アルカリ性に傾き、なおかつキューティクルが開いている状態では残留色素は入りそうじゃないですか?
これらの事からヘアカラー後のシャンプーは1度(ワンシャンプー)が良いと思います。
ではこれ以外の理由でしない方がいい理由を説明していきます。
ヘッドスパを同時にしない方がいい理由
ヘアカラーをして、頭皮から油分や水分がなくなった状態でヘッドスパで更に奪う事は危険です。
少し深掘りしていくと…
ヘアカラーを根元につけて塗布した場合
この油分や水分を二度奪っている事が頭皮には良くない事です。
もちろんヘッドスパによっては補う事ができる製品もありますが…
油分のバランスはとても大事で、なくてはならない存在でありながら沢山ありすぎると問題になります。
これらの事からヘッドスパとヘアカラーは一緒にしない方が良いです。
ヘッドスパの考え方
ヘッドスパというものは頭皮をキレイにするやマッサージによって血行を促進するといった、洗浄やリラクゼーションのメニューです。
毛穴や頭皮の洗浄を目的にしているのでお家ではしない(普段しないシャンプー)様な方法で頭皮を動かしていきます。
それにより肩のマッサージでもあるように、揉み返しのリスクなどもあるので注意が必要です。
この製品を使っているから油分を奪い過ぎることはないとか、有名なものを使っているのでしっかり保湿できるという事より、技術力の方が大事なメニューです。
色持ちを考えた施術の順番
1番いいヘッドスパとヘアカラーの順番は、
ヘッドスパの後 1週間ほどあけてヘアカラーをする事がいいです。
もしくはカットとヘッドスパは同日、ヘアカラーは別日という方法がベストになります。
理由は頭皮の油分を奪うからです。
しかしどうしても同じ日にしたい場合にはヘアカラーは根元につけない事をオススメします。
頭皮のダメージを少なくする方法です。
お家でもできるスパ用保湿ローション
まとめ
ヘアカラーの色持ちを考えると、ヘッドスパでキューティクルが開いている時間が長くなります。
色素が1番髪の毛にのっている状態でキューティクルが開いているというのはオススメできません。
