ヘアカラー9トーン(9番)とはどんな明るさ?
ヘアカラーは1レベルから20レベルまであります。
1レベルが真っ黒で20レベルが白になります。
その変化はブラウンになり黄色になり白になっていきます。

丸をつけた明るさになります。
この9レベルはどんな色が可能なのかデザインで見ていきます。
9トーンのアッシュ系デザイン
1番人気が高いといってもいいアッシュ系のデザインになります。
9トーンのアッシュ系の特徴は今までのヘアカラーだと色味が薄く少し違いが分かりにくい感じでした。
しかし薬剤の進化で外国人風のヘアカラーが一般的になった事でデザインの幅が広がりました。

アッシュを薄めに入れたスタイルです。
アッシュを薄く入れることにより少しベージュ感が出て透明感が増します。

アッシュ+ブラウンで深みがあるアッシュです。
色落ちを考えると濃いめに入れて色落ちを楽しむのもヘアカラー の醍醐味になります。

ベージュが強いアッシュになります。
明るさを優先したい方は薄めにアッシュを入れるのもアリです。

ハイライトが入ったアッシュです。
ハイライトが入ることで透明感が増します。色味も綺麗に見え立体感も出ます。
ハイライトと外国人風カラーはかなり相性がいいです。

少しブラウンが強いアッシュになります。
ブラウンを強くすることで以前とのギャップを少なくすることになります。
チャレンジしやすいアッシュになります。
9トーンのピンク系デザイン
ピンク系の色味も人気が高く、幅広い年齢の方に支持されています。
9トーンのピンクはちょうどベースのブラウンが混ざり柔らかな印象を与えます。
ピンク過ぎると困るという方でも、薄めのピンクを入れて濃すぎないデザインもあります。

ピンクをアッシュで薄めた人気のピンクアッシュです。
アッシュで薄めているのでピンクに柔らかさが出ます。

レッドとピンクの濃いめピンクです。
個性的に見せたかったりショートスタイルにはぴったりです。

こちらはピンクにグレーを混ぜたスタイルです。
アッシュピンク同様、柔らかさが程よく出ます。

赤系特有のしつこさがないピンクです。
レッドは少し強い印象になるので柔らかさが残るピンクはかなりオススメです。

ピンクのベースに毛先をグラデーションでレッドを入れています。
ピンク→レッドとグラデーションがかかるので馴染みやすいです。
9トーンのマット系デザイン
マット系とは「緑」の色になります。
質感のマットではなく緑の色味です。
9トーンのマットは少しくすんだ感じになります。もっとも黄色やベージュに近く、赤味の補色として使う事もあります。

ベースが明るい状態からトーンダウンするとベージュ感が強いマットになります。
軽やかに見えるので動きが出しやすいです。

マットとアッシュで作るマットアッシュになります。
マットとアッシュの相性がよく迷ったら マットアッシュ! ぐらい定番のヘアカラーになります。

マットの基本となるような色味です。
マットは色味がわかりにくいですが、このような少しくすんだ感じを出したい時はぴったりです。

トーンアップでいくとこのような色味になります。
最近はマットも透明感が出るようになってきました。
9トーンのブラウン系デザイン
ブラウンとは茶色になります。色素が抜けていく過程でもブラウンになるので比較的チャレンジしやすい色味になります。赤系のブラウンと黄色系のブラウンがあり、実はブラウンにもいろいろな種類があります。
9トーンのブラウンの特徴は一般的に【茶髪】と言われるぐらい 【ちょうどいい 】がぴったりなヘアカラーになります。
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黄色系のブラウンになります。赤みが少ないブラウンで定番のヘアカラーになります。
上品な印象を与えます。

少し濃いめに入れた黄色系のブラウンになります。
濃いめにブラウンを入れると、ツヤも出やすくなります。

少しアッシュが混ざったブラウンになります。
主張しすぎないけど透明感がある。そんなスタイルです。

触りたくなるような柔らかいブラウンです。
9トーンのヘアカラーはダメージが少なく綺麗な色味を入れることができます。
9トーンのレッド系デザイン
レッド系は赤です。アジア人はこの赤の色素が多く
似合わせなどを考えるとしっくりくる方も多いです。
9トーンのレッドの特徴は少し赤みが薄くなった色味になります。
ダブルカラーで9トーンでも濃くしたり薄くしたりする事も可能です。

ブラウンにレッドをの出たヘアカラーです。
ブラウンがレッドの強さをちょうどよく中和しています。

ベースが明るめのヘアカラーからのトーンダウンです。
しっかりレッドが入りインナーカラーでもレッドを入れています。

バイオレットとレッドを入れて深みのあるレッドになっています。
ただのレッドに飽きたら深みのあるワインレッドもオススメです。

こちらも深みのあるレッドになります。
深みのあるレッドは濃く入れることによって作ることも可能です。
9トーンのオレンジ系デザイン
オレンジは赤と黄色が混じっている色味です。
本来、赤系の色味を入れて落ちてくるとオレンジ寄りの色味になっていきます。
9トーンのオレンジは少し分かりにくく、ブラウンが勝ってしまう事があります。

ブラウンが強いオレンジです。
オレンジを薄く入れることで優しい印象になります。

オレンジのハイライトが入ったスタイルです。
顔まわりにローライトが入ることで丸さが強調されます。
メリハリがあるので顔まわりを引き締める効果もあります。
まとめ
いかがでしたか?9トーンのヘアカラーを色別に集めてみました。
ここで紹介していないベージュなどは、明るさがもう少し必要になるヘアカラーになります。
ブラウン+ベージュ
と
イエロー+ベージュ
ではどうしてもブラウンが勝ってしまいます。
ベージュ系の色味にしたい場合はもう少しトーンを明るくしてベースをイエローにしましょう。
9トーンの色味を参考にして頂けるといいと思います。
