色が落ちていく要因
誰でも一度はヘアカラーの色落ちに悩んだことがあるとおもいます。早い人は3日でもどったなんて事も…
色落ちの原因やその後のケアの仕方などを解説していきたいと思います。
ダメージのメカニズム
簡単に色落ちの原因を説明すると…
ダメージにより髪の毛のキューティクルが開き内部の構造に穴が空いている状態です。
カラー剤の色素でこの穴をうめているイメージです。
ダメージが大きい=穴が沢山ある
ということです。
なのでダメージが大きいとカラー入りやすく色が抜けやすいという状態になります。
簡単ですがこのようなイメージを持ってください。
次にダメージになる原因(カラーが流出する原因)です。
熱
これはドライヤーやコテ アイロンなどが考えれますね。コテやアイロンは特に色落ちが激しくなります。
キューティクルを整え艶をだしてくれるアイロンですが表面のキューティクルをととのえてると内部の穴が増えていってます。
シャンプー
こちらも色落ちの原因になるのですが…
少し複雑で
まずお湯や水 髪の毛が濡れる事によって髪の毛のキューティクルがひらきます。
どういう事かというと…
魚のウロコを想像してください。
ウロコが水に濡れて全部開いてる状態です。
そこにシャンプー(汚れを落とすもの)が入っていき油分や汚れをおとしていきます。
そうする事で内部にはいっていたカラー剤が油分や汚れと一緒におちていくということです。
外的要因 (紫外線 海 プール)
次に紫外線や海 などライフスタイルにかかわってくるところです。
こちらは熱やシャンプーにかわり海の塩分 プールの塩素 紫外線 などが原因になってきます。
色落ちのメカニズムは基本的に同じです。
これら全てが原因になってきますが
「シャンプーをせずにコテで巻いたらダメ!」「週一のプールも辞めましょう」
では話にならないのでいかにヘアカラー後にケアしていくかを考えていきましょう。

カラー後のケアについて
シャンプー剤どんなものがいいの?
髪の毛に優しいもので洗浄力が弱いものが好ましいです。
例えば市販のシャンプーでいうとメリッ◯や頭皮をキレイに!と言っているシャンプー剤は控えましょう。
そういったシャンプーもしくは洗い上がりがキシキシになるシャンプーは洗浄力に長けているのでやめておきましょう。
では市販のシャンプー剤でしたらどういものがいいかと言うと…
洗いあがりがいいものです。(この際では界面活性剤がどうたら~)という事はおいときます。
洗い上がりがいいものというのは…
「オーガニックシャンプー」などです。
こちらの洗浄力はかなり弱めにつくってある気がします。
あくまで市販のシャンプーではということです。
サロンのシャンプーの方が洗浄力が弱くて洗いあがった質感がいいものが沢山あります。
トリートメント
続いてトリートメントですがこちらは直接カラー剤が流出の原因にならないのであくまでつけておきましょう。というぐらいです。
直接 流出の原因になるシャンプーの方がかなり重要です。
それでも市販のトリートメント リンスはつけておきましょう。
アウトバス
こちらは流さないトリートメントにあたるものです。できればクリームタイプのものではなくオイルタイプのものを選びましょう。
なぜならクリームタイプよりオイルタイプの方が髪の毛表面に皮膜をつくり色々な外的要因から守ってくれるからです。
それでは市販の商品で何がいいかですが…
出来るだけ皮膜感を感じれて残りやすいオイルですね。
これも一長一短なんですが…
カラーを落ちにくくするという事に焦点をあわせるとツバキ油やベビーオイルなどが良いです。
こちらも出来ればサロン用のオイルの方が断然いいのでサロン用のオイルをオススメします。
サロン用の流さないトリートメントでしたらエヌドットのポリッシュオイルがオススメです。
カラーシャンプーについて
カラーシャンプーは是非とも使って欲しいものです。
なぜならこれだけケアしてもカラーは退色してしまうものだからです。
退色してしまった所に色味をプラスしてくれるのがカラーシャンプーです。
流出ばかりではなくケアで色味を補完していくのが今後のカラー事情になっていくのではないでしょうか?
カラーシャンプーの使い方
まず百円玉ぐらいをだし
泡だてます
しっかり全体を泡に包み込んで10分ほど放置します。
これを週に2回のシャンプーします。
簡単ですね。
まとめ
カラー当日はシャンプーをしない方がいいです。それから日頃のケアをカラー用に変えましょう。それだけでカラーの色持ちは変わります。
