一度は髪の毛を白にしたらどうなるかな?と想像したことはありませんか?
かなり個性的なデザインで外国人みたいでカッコいいですよね。
ホワイトカラーの仕方や注意点、お手入れ方法などをみていきます。
ホワイトカラーとは?(白までの道のり)
髪の毛を真っ白にするのはヘアカラーの中でもかなり難易度の高い施術になります。
なぜなら…
ダメージ具合をみながら何回もブリーチをしていく事になるからです。
実はブリーチを何回もすれば真っ白になるわけではないのです。
髪の毛の色素は5回ブリーチしようと10回ブリーチしようと絶対に黄色味が残ってしまいます。
それが薄かったり濃かったりの調節をブリーチでしていきます。
もう一度いいます。
ブリーチだけをすれば、ホワイトカラーになると思いがちですが実はなりません。
では薄く残った黄色味をどう処理するかですが…
黄色の補色のムラサキの色素をいれます。
このムラサキの量が難しくなります。
絵の具で考えてもらうと分かりやすいですが、濃い紫と濃い黄色を混ぜたらどうなると思いますか?
実は濃いグレーになります。濃いグレーというのは黒に近いグレーです

この黄色と紫色の関係を限りなく薄くします。
そうする事で薄いグレー(白よりのグレー)になります。
実はヘアカラーの白というのは、限りなく白よりのグレーなのです。
次に失敗例をみていきます。
ホワイトカラーを失敗した時に起こる状態です。
ベースの黄色が強かった場合
補色で入れた紫が強かった場合
セルフカラーの方法
準備するもの
オキシ6パーセント
9レベルの紫(アディクシーアメジスト)
カップ
ハケ
はかり
手袋
マドラー

こちらでも準備するものは書いています。
ホワイトブリーチは強いものを選びましょう。何が強いか分からないかもしれないので下にリンクを貼っておきます。
1、まずブリーチをしていきます。
①はかりにカップをのせて0gにします。
②ブリーチ(粉状のもの)とオキシ6%を混ぜていきます。
この時ブリーチの説明書き通りの比率で混ぜましょう。
1:2と書いてある場合は ブリーチを50gとオキシ6% 100gといった具合です。
③しっかりとマドラーで混ぜて塗っていきます。
④頭にラップをして20分ほどおきます。

⑤シャンプーをします。
この工程を3回~5回くりかえします。日にちを開けて繰り返す方がいいです。
1日で5回ブリーチをするとかなりダメージしますので、初めは2回 次に1週間開けて2回する方がいいです。
これでベースが完成です。
まだ少しクリームっぽい色だと思います。
2、次は紫をいれていきます。
①ブリーチと同様に薬剤をつくっていきます。
今度は割合を注意してください。
1剤とオキシの割合は1:1です。
アメジスト9レベルとオキシ6パーセントを混ぜていきます。
50gと50gといった感じです。
②次に髪の毛を濡らしましょう。お風呂でシャワーを浴びてもお風呂場で塗布するのもいいです。
髪の毛が濡れた状態で薬剤を塗布していきます。ムラができないようにたっぷりぬっていきます。
③5分ほど時間を置き流していきます。この時のチェックの目安ですが…うっすら髪の毛が紫がかっているぐらいがベストです。(シャンプーで色素が流れます)
④シャンプーして完成です。
これで終わりですが…
薬剤が余っていると思いますが時間がたち、黄ばんできたら2の工程の紫を入れる事をしても良いです。
目安は2週間に1回ぐらいから調節しましょう。
白のヘアカラーにした後のお手入れ
紫シャンプーとトリートメントを使いましょう。
ホワイトカラーの場合は毎日使ってもいいです。
毎日使って髪の毛が紫になるようでしたら控えてください。
ここで大事なのがどの紫シャンプーを選ぶかと言うことになりますが…
こちらがオススメです。
少し赤みがはいっているものを選ばないと補色の意味をなしてくれません。

ホワイトカラーのデザイン
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まとめ
いかがでしたか?難しそうに感じるかもしれませんが…実はアフターケアを考えるとセルフカラーの方が継続しやすいです。
