この記事はこんな人にオススメ
・ダブルカラーの色落ちが気になる
・人より色落ちが早い気がする
・ダブルカラーをする予定
・ダブルカラーの色持ちを良くしたい
前回ダブルカラー、でアッシュに染めた髪の毛とピンクに染めた髪の毛で色落ちを検証しました。
ダブルカラーの色落ちの過程や、色落ちしても綺麗な色味を書いています。
良ければ参考にしてみてください。
実はヘアカラーの色落ちは黄色系(アッシュなど)は2週間で色落ちすると言われています。
そして、赤系(ピンクなど)は3週間と言われています。
実はかなり短いです。
※若干の個人差はあります。
Contents
ダブルカラーの色落ちの結果
検証の詳細は下に書いています。まずは結果から見ていきます。
左から 、ダブルカラー トリプルカラー 3回ブリーチ(その後カラー)4回ブリーチ(その後カラー)の毛束になっています。
↓アッシュの色落ち前↓
↓1週間後↓

1週間で綺麗に色落ちはしませんでしたが、かなり色味が抜けました。
全体で見ると、特に4回ブリーチした毛束はかなり綺麗に色落ちしていきました。
↓ピンクの色落ち前↓
↓1週間後↓
アクシデント発生!!


この事でハイブリーチ毛を濡れた(ウェット)な状態で薬剤を塗布すると、色落ちを急激にする事が分かりました。
↓気を取り直して、染め直したピンクの色味の画像がこちら↓
↓そして色落ち後↓

ピンクは色落ちは綺麗でした。途中でグレーっぽくなりました。これは、ピンクに入ってる紫味が黄色の補色になったのでグレーにふられました。
ピンクの1度目の失敗も見ながら検証内容を見ていきます。
ダブルカラーの色落ち、どうやって検証したか?
前回のハイブリーチ1回〜4回の髪の毛に、アッシュとピンクでそれぞれ染めました。
使った薬剤
・アッシュ→ミルボン【アディクシーカラー】
・ピンク→ナプラ【プロステップ】
そして、色落ちの仕方は、染めた髪の毛を
【10分お風呂につける(お湯)】→【シャンプーする】→【乾かす】
という、日常の生活に近い状態にしています。
ダブルカラー後のピンクの一瞬での色落ちについて
検証する前のピンクの毛束を作った時に問題がありました。
上でも触れましたが、濡れた状態の髪の毛に薬剤を塗った事が原因になります。
その後に今度は乾かしてからピンクの薬剤を塗布しましたが、しっかり入りました。
↓塗布したピンクの薬剤とレシピ↓
レシピ
プロステップ6レベルピンク オキシ3%
こちらでP6(ピンク6)を選択してください。
プロステップの6レベルのピンクは少し紫よりになります。
補色の役目を少ししてくれるので、色落ちが綺麗です。
ダブルカラーの色落ちはブリーチの回数で変わる!?
ブリーチ回数の色落ちを個別にまとめてみました。
自分のブリーチが何回しているかで、色落ちが変わりますので、参考にしてください。
ダブルカラー(ハイブリーチ1回)
↓アッシュの色落ち↓
↓ピンクの色落ち↓
ダブルカラーの色落ちは、ブリーチ回数が多い毛束に比べると少しくすみながら色落ちしていきました。
アッシュの色落ち
1週間後には少し緑っぽくなりましたが、カラートリートメントの色落ちほどの緑ではありませんでした。
色落ちを楽しみたい人は通常のカラー剤で染めるのがオススメです。
ピンクの色落ち
ピンクの方は少しグレーっぽく色落ちしていました。
完全に予想外でした。予想していた色落ちは、【赤っぽくなり→黄ばみながらくすんでいく】という予想でしたがかなり面白い結果になりました。
メーカーによって染料の配合が違うので、ホーユーの【プロステップ】の色落ちが綺麗という事が考えられます。
柔らかく色落ちしていくのでかなりオススメです。
トリプルカラー(ハイブリーチ2回)
↓アッシュの色落ち↓
↓ピンクの色落ち↓

アッシュの色落ち
トリプルカラーの色落ちは、4日目から黄色くなりました。
アッシュの色落ちはベージュと混ざっていくので、グレージュに近くなっていきます。
しかし、部分的に落ちる事もあるので、注意が必要です。
ピンクの色落ち
ピンクは2日目が1番色落ちしました。
始めの色落ちはアッシュと比べると、激しいですが、落ちるとそこから長いです。
通常のカラーは赤系【ピンクなど】の色持ちが良いです。
ハイブリーチ3回
↓アッシュの色落ち↓
↓ピンクの色落ち↓

アッシュの色落ち
ブリーチ3回のアッシュは黄色くなるのも早かったです。
ダメージレベルの違いで、色味が抜けやすかったり、入りにくかったりしますが、とても良い例になりました。
このダメージレベルは少し色味が入りにくく、落ちやすい傾向があります。
実際に、次の4回ブリーチとは逆の結果になりました。
ピンクの色落ち
3回ブリーチのピンクは透明感がありました。色落ちの過程も綺麗でした。
4日目以降はあまり変化がなく、落ちにくそうな印象でした。
ハイブリーチ4回
↓アッシュの色落ち↓
↓ピンクの色落ち↓
アッシュの色落ち
ハイブリーチ4回の色落ちはかなり綺麗でした。
しかし、髪の毛がコーミングする度に切れてしまうのでダメージレベルは強いです。

すでに、髪の毛がこの状態の人もいると思いますが、『色味が入りやすく抜けやすい状態』ではないでしょうか?
透明感が抜群で濡れていると「白髪」と間違うぐらい綺麗でした。
ピンクの色落ち
こちらは3回ブリーチとあまり差がなく、2日目に激しく色落ちしたものの、そこから劇的に色落ちはしませんでした。
ダブルカラーの色落ちを防ぐために【セルフでできる!】
ダブルカラーの色落ちを防ぐ為の方法は、こちらに詳しく書いています。

ダブルカラーやブリーチで特に注意する点をピックアップしています。
・お風呂やシャンプーの時間は短くする
・すぐに乾かす
・濡れた状態でアイロンをしない
・アウトバスは必須
無料でできる色持ちのヘアケアはこちらで詳しく書いています。
この中で特に【アウトバスが必須】の理由を触れていきます。
アウトバスとは‥流さないトリートメントの事です。
なぜアウトバスが重要なのかというといくつか理由があります。
・髪の毛関係では最強のコーティング剤
・流すトリートメントは流す事でコーティング力が弱くなる
・クリームタイプではなく、オイル一択
・髪の毛関係では最強のコーティング剤
髪の毛を守る為には、シャンプーよりトリートメントより、アウトバスが1番重要です。
髪の毛にとどまり、強いコーティング力を発揮してくれます。
・クリームタイプではなく、オイル一択
クリームタイプは蒸発する、もしくは内部に浸透する為に作られているから、水分量が多いクリームタイプで作られています。
オイル【油】は表面をコーティングして、守るので、色落ちさせたくない場合はオイル一択になります。
↓オススメのオイル系アウトバス↓
ダブルカラーの場合には髪の毛がかなりダメージしています。
お金をかけるべきヘアカラーになりますので、ダブルカラーをする前に確認しましょう。
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※クリックすると美容専売品ショップ ビューティーパーク
に飛びます
特にプロ用の製品と市販のものでは大きく差があります。
プロ用を使うメリット
・仕上がりが全然違う
・香りが高級感がある【商品によりますが、濃厚な香りの物が多い】
・ケラチンやコラーゲンといった、擬似的なタンパク質が含まれている物もある
プロ用を使うデメリット
・値段が高い
・買える場所が限られている
デメリットがいくつかありますが、ブリーチしている間だけでも、プロ用製品を使う価値はあります。
\市販品よりもプロ専売品を‥/
ダブルカラーで色落ちしても綺麗な色は?
色落ちした状態は少し黄ばんでいきますが綺麗な色になるヘアカラーをまとめました。
※ダブルカラー限定になります。
レッド系 | △色落ちはくすんだ薄い赤になっていく |
---|---|
ピンク系 | △紫味が強いピンクなら◯ |
オレンジ系 | △黄色に近づいていく |
イエロー系 | ◯色落ちしたかどうかわからないぐらい自然に落ちていく |
グリーン系 | △黄緑になっていく‥黄緑が好きな場合は◯ |
ブルー系 | △緑になっていくので、緑が好きな場合は◯ |
パープル系 | ◎唯一の黄色の補色になるので、色落ちしても綺麗 色落ちはグレーっぽくなります。 |
グレー系 | ◎グレー→ベージュ→金髪となるのでオススメ ただしグレーを濃く入れた場合は緑になる事も‥ |
ベージュ系 | ◯ 色落ちに気づかないぐらい黄色に近づいていく |
色落ちが綺麗でオススメの色味は『パープル系』と『グレー系』になります。
色落ちしても綺麗な色味の参考スタイル
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パープル系の色味は、色落ちするとグレーっぽくなるので、1番オススメです。
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淡い紫も、色落ちが充分に楽しめます。
インナーカラーで1番始めやすいのが紫です。
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グレージュ系の色落ちも、ベージュ感が出てくるので、【自然な色落ち】になります。
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バイオレット系の色味は艶感も抜群です。
ダブルカラーの色落ちの仕組み
色落ちは、髪の毛内部にはいった色素が抜けていく事でおきます。
色素が抜けるのは髪の毛のダメージや、キューティクルの広がりなどが言われています。
・シャンプーなどの界面活性剤
・水分を含んだ時のキューティクルの広がり
・ダメージホールからの色素の流出
などなど沢山の原因があります。
詳しい内容は省きますが、ダブルカラーをした後はダメージを最小限にとどめていきましょう。
興味がある人は下の合わせて読みたい!をよんでみてください
まとめ
いかがでしたか? ダブルカラーの色落ちを検証しました。
色落ちに悩んでいる人や、ダブルカラーをしたい人の参考になれば嬉しいです。
色落ちした色味まで考えてヘアカラーをすると、また違った楽しみが増えていきます。
