ヘアカラーのオーダーをする時に使う時のアレの名前知っていますか？
大きく分けて2種類あります。
ヘアカラースケールとヘアカラーチャート（ヘアカラーサンプル）です。
ヘアカラースケールは髪の毛の明るさを判断する為に使います。
ヘアカラースケールについてはこちらをお読みください。
今回はヘアカラーチャート（サンプル）のみかたや使い方など解説していきます。
ヘアカラーチャート（サンプル）のみかたや使い方
ヘアカラーチャートとは明るさと色味のサンプルになります。
縦と横で判断していきます。
全く難しくないので覚えておくと役立ちます。
縦のライン
縦が表しているのはヘアカラーの明るさです。
ほとんどのチャートは5レベルから13レベルまで表記されています。
明るさはヘアカラースケールと所でも触れましたがそれぞれ基準となる明るさがあります。
9レベルと13レベルが大まかな基準になるので、この２つがどれぐらいの明るさか頭にはいっているとヘアカラーのオーダーがスムーズです。
なぜ5レベル～13レベル表記なの？
これも理由は簡単でヘアカラーの薬剤が反応して色味がでる範囲になります。
つまり5レベル以下は黒に近くなり色味が分からないレベルになります。
逆に13レベル以上はブリーチが必須になる為、ヘアカラーの薬剤のみではできない色味になります。
横のライン
横のラインは色味の種類になります。
色味の種類とはアッシュ マット イエロー オレンジ レッド ピンク パープルがあり、ブラウンが2種類あります。ブラウンは赤系のブラウンと黄色系のブラウンの2種類です。
あと別枠で無彩色のグレーがあります。
この組み合わせでヘアカラーの色味は決めていきます。
以上が縦のラインと横のラインのみかたになります。
縦ラインと横ラインが交わる所が希望の色です。
つまりこれの場合は
横のラインがマット、縦のラインが9なので
【9レベルのマット】となります。
色々なヘアカラーチャート
ヘアカラーチャートにも色々な種類があります。
同じメーカー、同じ薬剤でもヘアカラーチャートは2種類あります。
なぜかというと…
ベースの基準が変われば仕上がりが変わるからです。
左側は白の髪の毛に染めた場合の色味のでかた。右側は黒髪に染めた場合の色味のでかたになります。
なぜこのように2種類あるかと言うと、ブリーチ毛や白髪に染めた時などの１つの基準になるからです。
だいたいの場合は右側の黒髪の場合でしか使われません。
メーカーごとや薬剤でもチャートは変わる？
薬剤ごとに色味は変わってきます。
赤系が綺麗に入る薬剤や外国人風カラーなどの薬剤でチャートは変わります。
１つだけではないのでご注意ください。
ヘアカラーチャートで選ぶのとスタイル画像で選ぶのはどちらが良い？
サロンでスタイルを持ってきてこの色にしてくださいと言われる事が多々あります。
ヘアカラーチャートとスタイル はヘアカラーチャートの方が色味は分かりやすいです。
スタイル画像は光の当たり具合や加工などで色味を好きなだけ変える事ができます。
本当の色味が分かりにくいのです。
少し突っ込んだ事を言うと…
最近は「無加工です。」と言っても色味は変わります。写真をとった美容室が白色の電球ばかり使っていたりするとアッシュ系が綺麗にでますし、店内では綺麗なアッシュでも帰るとアッシュ感が薄く感じたりする事もあります。
確かに無加工ですが、光や場所などで色味が変わって見えるのがヘアカラーです。
これを理解しておきましょう。
スタイル画像よりもチャートで判断する方が仕上がりのイメージには近くなります。
まとめ
いかがでしたか？
ヘアカラーチャート（サンプル）のみかたが理解できると次は何色にしようと考えるのが楽しくなりますね。
