化学薬品が混ざっていて発色がとても良いものなどもヘナと一括りにされている場合があります。
今回は天然のヘナと言われている、「ハナヘナ」を使いどれぐらい染まるのかも検証していきます。
こんな人にオススメ
・ヘナにチャレンジしようと思っている
・ヘアカラーはアレルギーがある
・ヘナがどんなものか知りたい
・知り合いにヘナカラーをオススメされた
ヘナカラーの特徴や配合成分について
まず初めにヘナカラーと一口に言っても色々な種類の物があり、沢山のメーカーから発売されています。
その多くのものがケミカルヘナと言い、原料となる植物に化学物質を混ぜて発色を良くしたものでした。
ケミカルヘナの特徴
・化学物質が含まれている(アレルギーが出る事がある)
・匂いがヘナほどきつくない
・発色がいい
純粋なヘナで作っている数少ない物で今回は検証していきます。
ハナヘナというものです。
成分
ヘンナ ナンバンアイ葉
になります。
ヘナはアレルギーが出ないというものではなく、植物性のアレルギーがある方は要注意です。その場合はしっかりパッチテストを行ってから染めましょう。

香りはい草の匂いです。田舎で草を刈った後の匂いがします。
ハナヘナの注意点
通常のヘナカラーとは違い、白髪に染める場合は2回染めもしくは3回染めが必須になります。
1度染めただけでは染まりが悪く、繰り返して使用する事により白髪を染めていきます。
手間と時間がかかるヘアカラーになります。
なぜ2回染め以上しないといけないのか?
純粋なヘナで染めるので染まりが悪いのです。化学物質を使えば1回のヘアカラーで染まるのですが…
植物を使っているので少し手間と時間がかかってしまうのですね。
ハナヘナのメリット
ハナヘナはダメージホールをうめて補強してくれます。
ハナヘナのデメリット
・仕上がりがかなりきしむ
・匂いがきつい
・2回染め以上しないと染まらない
純粋なものでいいものという事は分かりますが、手間と時間を考えると絶対にヘナカラーないいとは言えない事も分かります。
何を選択し、月に1回使うものを選ぶかはお客様本人になります。
メリットもデメリットも分かった上でヘアカラーを楽しみましょう。
ハナヘナの染まり検証
1度のヘナカラーでどれぐらい染まるのか検証してみました。
※2回染め必須なので色味が薄い事はご了承ください。
今回はブリーチをした髪の毛に染めています。

ハナヘナの種類はオレンジとインディゴで検証しています。
では早速、仕上がりはこちら

オレンジ

インディゴ

1度染めだとこれぐらいになります。
これを重ねていったり、インディゴとヘナと混ぜたりして使用していきます。
美容師の知識とスキルがかなり問われるヘナカラーになります。
どれぐらいのバランスの配合にするのか?など美容師の中でも使いやすい薬剤とは言えないので気をつけてください。
セルフカラーでする場合には1度ヘナカラーが得意な美容師に聞いてやっていった方がいいでしょう。
公式ページこちら↓
次項目でハナヘナを取り扱っているサロンを少しご紹介させて頂きます。
ヘナカラーを取り扱っているサロン
deco hair design
栃木県佐野市栃本町2302-3
blue tree
茨城県牛久市牛久町256-2 ミキ駐車場ビル105
半田理容店
群馬県館林市本町4-4-23
他にも沢山あるのでお近くの美容室をお探しください。
まとめ
ヘナカラー(ハナヘナ)は100%植物由来のものなのでオーガニックをうたっているものよりも素晴らしいと思います。
しかし、そこに人が発明したもの(化学物質)が入っていないからこそ手間と時間がかかります。
どちらを選ぶかはお客様次第になります。
