ヘアカラー映えする写真
SNSが流行し写真を撮る機会が多くなりました。映り方によってヘアカラーの色味の見え方が全然違ったりします。
詳しく分かれば綺麗な写真が撮れるようになります。
写真を詳しくやりだすとかなり勉強しないといけないので今回はあくまで綺麗にうつる
映えるテクニックをいくつか紹介していきたいと思います。
その前に見え方によって違いがでてくるのでヘアカラーを含めた、そのあたりを見ていきたいと思います。
光の入れ方で違う
まず写真はかなり光が重要になってきます。
私は写真を一般の方に比べて撮る機会がおおいのですが…
サロンの中で見ていっても違う所が沢山でてきます。
例えば‥
視覚で見ているヘアカラーと鏡にうつったヘアカラーの見え方は違います。
これは目で見ている分と何か物体を通した時に違うように見えます。
考えられるのは光の入れ方です。
視覚というのは光の加減により物体を表します。
目で見ている物体と何かを通してみるのでは光の量が若干変わってきます。
ヘアカラーはこれが顕著にでます。
他にもサロン内で撮った写真と外で撮った写真も違います。
これも光の加減になります。
外で撮った方が柔らかくなります。(時間帯にもよります。)
光の加減が大事です。
ではどれぐらい違うのかというと…
巻いた時などはリッジ(立体感)が変わってきます。経験から言うと
という場合でも光の量がしっかりはいれば意外に綺麗に見えたりします。
逆に
という時でも光が足りないと全然綺麗じゃなかったりします。
だから光の加減というのはとても大事です。
光の加減は一定の条件を満たしていい感じの写真になります。
今は加工でいろんな編集ができますが…
ベースの写真が綺麗にとれれば編集 加工の幅も広がります。

映えの条件
大きく室内と外の条件をまとめました。
参考にしてみてください。
室内
室内で撮る場合は何色のライトがついているか確認しましょう。
オレンジ色の照明がついている場合はどんなにヘアカラーをアッシュやマットにふっていても色味は綺麗にでません。
逆に蛍光灯などの白色の照明がついているとアッシュ系の色味は映えます。
肌の色も照明によって変わってきます。
オレンジ色の照明の場合
くすみが消えたりします。
柔らかい元気なイメージになります。
蛍光灯などの白色の光の場合
くすみやくまをより目立たせてしまいます。
冷たいクールなイメージになります。
室内でヘアカラーを映えさせたい場合は白色の照明がいいですね。ピンクや赤 オレンジでしたらオレンジ色の照明でも映えますね。
外
外も室内と基本的に同じ考え方で大丈夫です。しかし室内に比べて光の量が多いので室内よりも外の方がオススメです。
夕方はオレンジ色が強くなりますので…
朝から昼 午前中の内がいいです。
映えカラー
どこでも綺麗に見える映えカラーは「ピンク系」がオススメです。
なぜなら外国人風カラーは場所を選ぶからです。

照明に左右されるのでどこでも綺麗に写る訳ではありません。
どこでも綺麗に見えるカラーでしたらやっぱり赤系の色味になります。
外国人風カラーが映える条件をまとめると…
時間 朝 9時から12時ぐらい
場所 外よりも室内 (白色の照明がある)
補足 照明多め
と限られてきます。
この条件のもとでしたら透明感もしっかりでるので試してみてください。
映えカラー(ハイライト)
ハイライトなど立体感のあるカラーもオススメです。
こちらにも貼ってますが…

なぜハイライトが映えるかというと立体感が出るからですね。
立体感がでるというのは動きが見えやすいという効果があります。
コツは少し太めにハイライトを入れる事です。
細いと写真で撮った時に思ったより消えてしまったりします。
と思う方はこまめにトナーをしましょう。

トナーをする事で太いハイライトが視覚的に少し馴染みます。なおかつ写真で撮った時に立体感がでます。
映え巻き
巻き方も少し工夫をしましょう。
映えさせる巻きとは立体感を出来るだけ出す事です。
簡単にふれておくと…
普段32ミリのコテで巻いている場合
1つコテのサイズを落として波巻きをしましょう。
32ミリ波巻きの場合は視覚的にはいいですが写真を通すとどうしても平面っぽくなってしまいます。写真は2次元の物なのでいかに3次元を作るかが大事になります。
同じ波巻きでも少しリッジをきつめに作ると映える巻き方になります。
またスタイリング方法など映えポイントは別記事にまとめていきます。
