ヘアアイロン・ドライヤー

ヘアカラーサロン用のドライヤー比べてみた【検証あり】

なぜドライヤーで乾かすのか?

お風呂の後に乾かす理由って知っていますか?

髪の毛は濡れているとキューティクルが開いている状態です。キューティクルは聞いたことあるけどイメージしにくいかもしれません。

キューティクルとは髪の毛の表面についているヒダのようなもので何層にもなっています。

濡れていると このヒダが開いています。

乾いているとヒダが閉じている状態です。

濡れている状態はこのように髪の毛が無防備な状態になります。このキューティクルが剥がれるとダメージの原因になってきます。

ごわついたりパサつきの原因の1つにキューティクルが剥がれている状態があります。

お風呂の後に髪の毛を乾かさずに寝ると、枕や布団  又は髪の毛同士がこすれ キューティクルが剥がれる原因になってきます。

少しでも水分が残っていない状態を作り、髪の毛を乾かしてください。

乾かすと言うことはキューティクルを閉じると言うことになります。

綺麗なヘアカラーを維持するための乾かし方

乾かし方にも綺麗にキューティクルを閉じる乾かし方と言うものが存在します。

キューティクルは下向きにヒダを形成しています。

つまり 下からドライヤーを当てるとキューティクルが開いた状態になってしまいます。

乾かす時は上から下にドライヤーをあててください。

美容師が伝えるはねない乾かし方

上から下にドライヤーを当てることは前提としてはねにくい(うちに収まりやすい)乾かし方というのも伝えていきたいとおもいます。

乾かす順番は  根元→毛先  と乾かしていきます。

なぜなら毛先を頑張ってうちにいれたところで根元がひっくり返れば毛先ははねてしまいます。

根元の乾かし方次第で毛先がはねるかはねないかが決まっています。

大作
大作
ここでとっておきのアドバイスですが…

根元を全部乾かしてから毛先を全部乾かすよりも…

左の根元を乾かして左の毛先を乾かす→右の根元そして右の毛先と  部分的に乾かして行った方がはねにくいです。

美容師がアドバイスする時は

大作
大作
「ぜーんぶ根元  乾かしてから毛先ですよー」

と言っている人が多いですが…

実は  根元を全部乾かしてる間に毛先が少し乾いてしまいはねやすくなります。

大作
大作
私もよく失敗しました…

確実にはねないように乾かすには

根元→毛先  根元→毛先 と繰り返していってください。

1つだけ付け加える事があります。

それははねやすい部分から乾かしていく事です。

女性A
女性A
「いつも左がはねるんだよねー」

という方は左の根元→毛先→右の根元→毛先

という風にしてください。

サロンでの質問が多い、冷風の使い方はにっしゃんさんのブログで詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

ビト+ログ

乾かさない原因

では乾かさない原因はなんでしょうか?

・めんどくさい

・時間がない

・そもそも習慣がない

・ダメージ具合を知らない

このような事があげられるかと思います。

そういった方に向けてサロン用のドライヤーを家で使うことによってどれだけの時間短縮になるか分かればいいなと思いました。普段、乾かさない方でも乾かす気になるのではないでしょうか?

サロン用ドライヤーと家庭用ドライヤーの違い

  風量

② ワット数

 

大きく変わるのは 風量とワット数ですね。

ワット数が少し大きくなるのでブレーカーが落ちないように少し気にしてください。

検証

今回 毛束で検証します。乾かし始めにストップウォッチをいれて、そこから毛束は広げた状態で動かさずに何分で乾くかという検証です。ドライヤーから毛束までは20㎝離しました。

ドライヤーは4種類です。

ノビー


特徴

美容師で知らない人はいないぐらいのドライヤーのスタンダードタイプ

一度は手にするドライヤー 

種類も豊富で風量弱いタイプのものから強いタイプのものまで…

ハホニコ


特徴

トリートメントメーカーからでたドライヤー

風量が群を抜いて強くディーラーや美容師も絶賛なドライヤー

クレイツ


特徴

ノズル部分が自動で動いて手を振る必要がないドライヤー 見た目が可愛いのに風量も強いです。

ライトブロー


特徴

風量はそれほど強くはないですがノズルの持ち手がちょうどよくブローする方にはオススメ

検証結果

ノビー

54秒で完全に乾きました。

音が静かで滑らかに送風してくれます。

 

ハホニコ

45秒で完全に乾ききりました。

特に当たるところが一点集中していて毛束が 一番後ろにのけぞってました。

 

クレイツ

45秒でした。

こちらは吹き出し口が広く少し分散されている感じでした。

音も大きいですがパワフルでした。

 

ライトブロー

56秒と少し時間がかかりました。

ちょっと物足りないかな?という感じでした。

総評

1番乾きが早いのはクレイツのドライヤーでした。

ただ風が大きい面積にあたってるような感じがしました。

風の質というものがあるとすれば‥

1番きめ細かい風があたっているのは

ハホニコのドライヤーでした。

次にノビー  そしてクレイツの順番できめ細やかでした。

この検証で新たに分かった事は…

風量だけではクレイツのドライヤー


きめ細やかな風で総合的に一番いいのはハホニコのドライヤーでした。


大作
大作
おわり
ABOUT ME
大作
なかなか結果がでないアシスタント期間を5年間を過ごし、スタイリストデビュー後すぐ業務委託サロンへ勤務しました。 そこでお客様に叱られ「美容師辞めたら?」と言われました。不甲斐ない自分が悔しかったので猛勉強し、グループ内の5店舗のマネージャーを務め、現在はカラー特化型サロン2店舗経営中です。