濡れてる髪にアイロン
あなたはしてませんか?毛先が少し濡れているのにアイロンをいれてしまってる…
濡れた毛にアイロンをいれると「百害あって一利なし」です。
濡れている状態の髪の毛はキューティクルが開いてる状態です。
キューティクルが開いてる状態と言われてもなかなか分からないかもしれませんが…
簡単に言うと 髪の毛が 「世界で1番 無防備な状態」です。
「乾かしてから寝ましょうね」というのは髪の毛を無防備な状態にさらしたままで寝返りなど、擦れてダメージの原因を作らないようにしましょう という事なんです。
キューティクルが開いた状態でアイロンをいれたらヘアカラーの色落ちは早いのか検証していきたいと思います。

検証
まず同じ条件の毛束を作ります。
ブリーチ3回 アディクシーのシルバーの9レベルを4.5%で作ります。

普通にアイロンしていく毛束と毎回アイロンする度に濡らしていく毛束 です。
3回

たった三回のアイロンでかなり色落ちしました。
ちなみにアイロンの温度は180°です。
10回

10回アイロンしただけでブリーチ後の髪になりました。
20回

何もいうことありません‥
結果
画像をみてもらったら一目瞭然ですね。
やはり水分を含んでる髪の毛をアイロンすると色味が抜けやすい事が分かりました。
しかも激しく抜けます。
3回のアイロンでムラがはっきり分かるようになり10回でほぼ色味はないです。
カラーシャンプー必須ですね。
ダメージ具合
今回1つ気になった事があったのですが…
と仮定していました。
が…
ダメージ具合は普通にアイロンをいれる場合と水分ありのアイロンでは、ほぼ変わらなかったです。
手触りも変わらずダメージに気付きにくいです。
このような事から濡れたままアイロンを入れてる人もいるのではないでしょうか?
しかし…
内部のダメージは確実にしています。
なぜなら
あれだけ色落ちしてしまうから…
強制的にカラーを落としているのでダメージしてないわけがありません。
この結果を見てわかるように乾かしきってない状態でのアイロンは絶対辞めましょう。
しっかりドライヤーで乾かしてからアイロンをいれましょう。
ちなみに少しでも水分が残っていたらだめですよ。ロングで乾かしきるのを諦めたくなる気持ちは分かりますがしっかり毛先まで乾かしましょう。
