この記事はこんな人にオススメ
・アドストDS2を購入しようと思っている
・質の高いストレートアイロンが知りたい
・美容師にアドストが良いと聞いた
・丈夫なストレートアイロンが知りたい
この記事は、『厳選したアイロンを、4本使い分ける』大作(@chou_fleu)が書いています。
今回はアドストDS2の個別レビューです。より詳しくみていきます。
今回は、公式のサイトにのっている事以外にも、より詳しく切り込んでいきたいと思います。
アドストのアイロンが、『なぜこんなにも美容師に愛されているのか?』この記事を見れば納得できるかと思います。
少し長い記事になりますので、気になる所は目次から飛んでください。
【アドスト】DS2アイロンとは?

アドストシリーズのストレートアイロンは、最高級のアイロンになります。
サロンの縮毛矯正にも使われているアイロンになりますので、とても正確に作られているアイロンになります。
サロンで縮毛矯正に使われるアイロンの条件
・プレートの上下とも発熱する
・閉じた時の隙間がある
・閉じた時の遊び部分がある
・長時間プレスを繰り返しても疲れにくい
・細かいところにもプレート部分が入る
まだまだ他にも条件はありますが、市販品と比べても、細かい部分が全然変わります。
満足度が高いストレートアイロンが、アドストシリーズになります。
アドストDS2以外の製品もこちらにまとめています。

アドストDS2の基本設定
オススメ度 | |
---|---|
温度 | 60〜180℃ |
重さ | 290g |
プレートサイズ | 25×90 |
プレート材質 | アルミニウム |
プレートデザイン | 下部スチームドレイン 上部プレッシャーサークル |
表面加工 | バイコートS2 |
ヒーター | セラミックヒーター×2 |
表示設定 | デジタル |
コードの長さ | 2.6m |
海外兼用 | × |
温度制御方法 | PID制御 |
滑り | ◎ |
髪の毛の噛み具合 | ◎ |
機能 | スチームドレイン プレッシャーサークル |
アドストシリーズの他の製品と大きく違うのは、プレート部分です。
上下ともスチームドレインだったものが、下部スチームドレイン、上部プレッシャーサークルに変更されたものが、アドストDS2です。
スチームドレインとは‥水蒸気を逃すプレート部分の溝。
プレッシャーサークル‥楕円状の細かい溝、滑らかなすべりを実現している。
Instagramでも簡単にまとめていますので良ければ参考にしてください。
この投稿をInstagramで見る
【アドスト】DS2と一般的なコテとの比較
ここからはより詳しくアドストDS2のアイロンをみていきます。
店頭ではなかなか売ってない商品ですので、見かけたら手に取ってみる事をオススメします。
比較されるラディアントのアイロンはこちら

ポイント1 温度と立ち上がりの早さ
メーカー表記の温度と実際の温度に誤差がないか、見ていきます。
同時に、立ち上がりの早さもみていきます。
実際のMAX温度
アドストの表記温度はMAX 180℃ですが実際の温度はどれぐらいズレがあるのでしょうか?はかってみました。


実際の温度は片方のプレートで132℃、両面挟んだ状態で178℃でした。
180℃設定なのでかなり誤差は少ないです。
プレートの部分別の温度差(上下左右)
プレート部分の真ん中と、端の温度の誤差も少なくその差1℃でした。
アドストの性能の良さが、わかります。
しかし上下の差はありませんでしたが、プレートの横のきわとの差がありました。

際との差は14℃と少し誤差が出ており、できるだけ真ん中でアイロンを入れた方が良いことがわかります。
外側の温度は?
アイロンを入れていると、外側の熱さも気になります。地肌や顔の近くでアイロンをする場合、やけどする恐れがあるので、はかりました。

70℃となかなか高い温度になります。しかし手で触れないほどの温度ではありません。
(ずっとは触れないです)
アドストDS2の温度関係はかなり正確な印象でした。形だけしっかり作られているわけではなく、中身の部分もかなり精巧に作られているので、安心な商品です。
立ち上がりの早さ

立ち上がりの早さは、66秒でMAX温度の180℃に到達しました。
まずまずの早さになります。
ポイント2 サイズは?
アドストのDS2は大きくもなく小さくもない通常のサイズになります。
重量や、長さ、更には持ちやすさもみていきます。
重さ

アドストDS2はコードを入れて296gでした。公式の表示は290gなのでコードについている、クリップなどの重さが6gぐらいだと考えると妥当な重さです。
ストレートアイロンでこの重さは、『少し軽い方』です。
長さ

アドストDS2は約26㎝でした。全体の長さよりも、プレートの有効域が重要になります。
有効域

90㎜と公式通りでした。アドストシリーズの有効域は他のメーカーに比べると広くはないですが、小回りが効きやすいストレートアイロンです。
持ちやすさ


実際に持ってみると、ちょうど良い大きさになります。しかし手の小さい人には少し大きく感じるかもしれません。
ポイント3 その他の機能【表示の仕方】
アドストDS2はデジタル表記になっています。
温度設定

液晶赤→設定温度まで到達してない
液晶青→設定温度到達(使える状態)
温度は、5℃ずつ上げ下げできます。180℃がMAX温度です。
ちょっと操作が分かりにくい機能がありましたので、説明を付け加えときます。
アドストDS2にはモードが3種類あります。
ノーマル‥標準プログラム
パワー‥温度降下が少ないプログラム
ダメージ‥新生部は高温、毛先に進むと、温度が下降するプログラム

http://www.hakko88.co.jp/03_p01_ADST_01.html より引用
このモードの切り替え方は、電源ボタンと−ボタンを同時押しで切り替わります。
表示はこんな感じになります。

意外に、知らない人も多いので、活用してみてください。
ポイント4 滑りと抜け感
滑りや抜け感、挟んだ感触は、プレートの隙間や遊びの部分で決まってきます。
隙間と遊び
隙間は広いほど、髪の毛が抜けやすくなり効果が落ちます。
しかし隙間を無くしてしまうと、髪の毛を引っ張る力が強くなりすぎ、痛かったりダメージの原因になります。
つまり「ほどよい隙間」が大事になります。

アドストDS2はこれぐらい空いています。
そして遊びになる部分が‥

このようになります。
少し難しいですが、遊び部分と隙間部分が同じぐらいあった方が良いです。
縮毛矯正の場合、その微妙な幅の加減を、プレスの強さで加減します。

簡単にいうと、アドストシリーズは隙間と遊びの加減が絶妙で使いやすいと言う事です。
そして、これが、抜け感を作っています。
滑り
アドストDS2の滑りは滑らかです。これはバイコートS2のコーティングによって実現されています。

※バイコートS2とは特殊な表面加工です。
指で触っても、滑らかで気持ちいいです。
特に、アドストDS2の上部のプレッシャーサークルは見た目は模様が入っていますが、触ると凸凹を感じにくいぐらい滑らかです。
プレッシャーサークル

【アドストDS2】の口コミは?
Amazonの平均点は、4.4点とかなり高い評価でした。
Amazon平均点 4.4 |
---|
良い口コミ
半年位前からストレートアイロン使用するようになって3個目です(;’・ω・)
最初から、アドスト買っておけばよかったと後悔です(;’∀’)ヘアビューロンとこちらとで悩み
色んなクチコミを見てこちらに決定。ダメージ少ない事は必須なんですけどストレートのもち具合が長いほうが優先。こちらのダメージモードが優秀!温度設定140℃にしていますけどそれでも綺麗に短時間にストレートに。(ボブです)
それに軽いのでストレスがないです。やっぱりお値段お安いアイロンは、ダメだわと勉強にもなりました(;’∀’)いいヘアアイロンに出会えました( *’艸`)
Amazonより引用
僕が通っている美容院の美容師さんがお薦めしていたので買ってみました。毎回アイロンしてもらうときはこちらの商品でしてもらってましたがとにかく傷まない。
プロが使うとパーマかけているみたいに髪が上手くまとまってくれるし、そこらの3000円のアイロンとは雲泥の差です。半信半疑で正直こんなに高いの買うの馬鹿臭いなぁと思ってましたが買って大正解でした。
立ち上がりも早いし、急いでる時はすごく助かります。
Amazonより引用
今まで使ってた1万円前後の物が調子悪く、ずっとこちらの商品気になってたので購入しました。
物凄く軽いので腕も疲れないのが嬉しいです。そしてアイロンやったら髪がサラサラになるのでビックリしました!
元々くせ毛というより髪のボリュームが凄くてアイロン使ってるのですがこちらにしてから思い通りのヘアスタイルに仕上がります。
お値段高めで悩むと思いますがやはり安い物とは質が違うなと実感しました!
Amazonより引用
悪い口コミ
今までストレートアイロンは4台程使ってきました。価格は2000円~10000円くらいの物です。今回某ユーチューバーの方の動画を拝見してADST D2を購入しましたが、まずはプレートが思ったほどすべりが良くなかったです。そして設定温度までの上がり方も決して速くないです。
確かに軽くて男の髪には使いやすい感はありましたが、この値段の価値があるかは正直微妙でした‥
別商品の7000円程で買える青いプレートのアイロンの方が自分は良かったです。他の方のレビューでストレートの持ちが良いという方がいらっしゃいましたが、自分の髪の癖では全く違いは感じられませんでした。ちょっと奮発して買って損した気分です。
Amazonより引用
基本的には良い口コミが多いですが、使い慣れた方が良いと言う口コミもありました。
サロンのお客様でも、アドストを渡してスタイリングしてもらいましたがい1人だけ、『使いにくい』と言う人もいました。
手のフィット感や距離感などは、多少の慣れはあります。
【アドスト】DS2を買う時のメリットとデメリット
アドストを購入するメリットやデメリットをまとめました。
メリット
・温度が正確
・『隙間』や『遊び』が繊細なバランスで作られている
・かなり丈夫
・癖を伸ばしやすい
デメリット
・色が1色ずつしかない
・価格が高い
かなり作り込んでいる為、価格は高くなります。
しかし、かなり丈夫に作られており、壊れにくいです。
サロンで人気があるのは、高くても丈夫に作られているからです。
高価で質の良い物を長く使うか、安価で質の悪い物を短く使うかは、それぞれです。
しかし、5年後の髪の毛の状態は、今とは全然変わります。そんな時に、安価で質が低い物で対応できるかが心配です。
【アドスト】DS2の購入方法
アドストDS2は『どこで買えるのか』や『安く買う方法』をまとめてみました。
店頭で販売している所は?
家電量販店ではほとんど販売されていません。
美容師は美容ディーラーから購入しています。店頭販売はほとんどないので、ネット販売になります。
特にアドストシリーズはネットの販売元のハッコー社のホームページでも販売していないので、Amazonや楽天で購入する形になります。
最安値は?
それぞれ最安値を調べてみました。
アドストのアイロンは、時期的なもので大きく価格の変動はしませんが、多少変わりますのでご注意ください。
Amazon最安値 | 27,206円 |
---|---|
楽天ショッピング最安値 | 26,989円 |
ヤフーショッピング最安値 | 27,330円 |
楽天が少し安いものの、あまり差がありません。この価格帯を切っていたらチャンスです。
アドストDSの方は22000円前後で販売していたので、価格を抑えたい場合はアドストDSを検討しましょう。
【アドスト】DS2のまとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
アドストDS2のアイロンは丈夫かつ繊細なストレートアイロンになります。
なかなか手にする機会がありませんが、行きつけのサロンで手にとって触れるなら、触ってみてください。
一目で良い所は見つけれないかもしれませんが、使い続けるとアドストの凄さが分かります。
アドストのアイロンと比較されるプロ専売用のラディアントはこちら

ストレートアイロンのメーカー別の特徴
- アドスト ←縮毛矯正などにも使われるプロ専用アイロン
- ラディアント ←スタイリングにも使えるパワー系のプロ専用アイロン
- ノビー ←細かい所まで手が届くストレートアイロン
- ヘアビューロン ←価格とツヤ感がピカイチのストレートアイロン
- アレティ ←メンズセットやサイズ感が豊富。繊細な操作がしやすいアイロン
- サロニア ←低価格でデザインがスタイリッシュなストレートアイロン
- エヴァロン ←高価でダメージが少ないアイロン。唯一プレートがゴム製
- リファ ←お洒落でスタイリングがしやすいストレートアイロン
- ワンダム ←メンズに人気が高い。プレート幅の種類があるプロ専用アイロン
- クレイツ(ホリスティックキュア) ←外ハネやスタイリングにも使いやすく、パワーもある最先端のストレートアイロン
