この記事はこんな人におすすめ
・外ハネをストレートアイロンかコテかで迷う
・ストレートアイロンで外ハネって作れるの?
・外ハネを作るのに向いているストレートアイロンを知りたい
この記事は、『家に厳選したコテが5本ある』大作(@chou_fleu)が書いています。
『外ハネってストレートアイロン?それともカールアイロン』と悩んだことはありませんか?
結論から言うと、ストレートアイロンの方が外ハネの仕上がりは格段にいいです。
しかし、ストレートアイロンで外ハネを作った時、「カクッ」と折れたり意外に難しかったりします。
今回は、外ハネ用コテと言っても良い、ストレートアイロン5選を紹介していきます。
なお、外ハネを作りやすいですが、普段ストレートにする際にも使いやすいので、ストレートアイロンを購入する際には参考にしてみてください。
外ハネはストレートアイロンがいい理由

まずは、なぜストレートアイロンが、外ハネを作りやすいのか?と言う疑問です。
・細かい調節が可能
・くせ毛を伸ばしながら外ハネを作れる
・コテで作る際は、髪の毛が挟む部分から抜けやすい
・コテで挟みにくい
この4点から、ストレートアイロンの方が外ハネは作りやすいです。
1つずつ解説していきます。
細かい調節が可能
コテで外ハネを作った場合は、パイプ(巻く部分)の太さの外ハネになります。
細かい調節ができず、長さの違う部分(サイドとバックなど)の外ハネの高さが変わったりします。
ストレートアイロンの方が均一に作りやすいと言う事がわかります。
くせ毛を伸ばしながら、外ハネを作れる
くせ毛の人は、ストレートアイロンを使ってクセを伸ばしますが、そのまま外ハネを作る事が可能なので、時短になります。
特に、寝癖を濡らさずに、セットする人は、ストレートアイロンが必須になります。
コテで作る際は、髪の毛が挟む部分から抜けやすい(挟みにくい)
今回1番、注目するところになります。ストレートアイロンとコテ両方で、外ハネを作った事がある人は、感じたかもしれません。
コテで外ハネを作ろうとすると『挟みにくく、抜けやすい』です。
ストレートアイロンが、挟む事にポイントを置いて製作されているのとは違い、コテは挟む部分に注力されて作られていません。
なぜなら、コテは髪の毛を滑らせながら、巻く場合が多いからです。
毛先をしっかり挟んだ方が、外ハネは作りやすいです。
実際にどんな感じになるのか、次は画像で比較していきます。
ストレートアイロンで簡単に外ハネの作り方
外ハネは比較的、簡単ですが失敗しない為のコツがいくつかあります。
順番にポイントを説明していきます。
①髪の毛を濡らして、乾かす

寝癖のままアイロンを入れると、外ハネを作っても毛先が前を向いたり、後に流れたり、意図しない方向に毛先が流れますのでしっかり、濡らして乾かしてからがオススメです。
②髪の毛を耳の所で前後で分けます。次に前後で分けた後ろ(バックサイド)を4分割します。※バックは真ん中と上下で分けます。


細かく分けすぎても、難しくなるので気をつけましょう
③根元3㎝以上空けて、アイロンを入れていきます。毛先は手首を使ってアイロンを返していきます。

根元から入れる場合は、細かくブロッキングをとらないと、髪の毛が折れてしまうので注意が必要です。
毛先の調節は、少し練習が必要になりますので、繰り返しやる事をおすすめします。
④髪の毛を抑えるように、オイルを根元から、毛先に手ぐしを入れるようにつけていきます。

クリームではなくオイルの方が外ハネとは、相性が良いです。
オススメのアウトバスはこちら

以上で完成になります。
比較的、難易度の低いスタイリングになりますが、ハチ上だけ内巻きにしたりと応用が効くスタイリングですので、覚えておいて損はありません。
メーカー別の特徴
- アドスト ←縮毛矯正などにも使われるプロ専用アイロン
- ラディアント ←スタイリングにも使えるパワー系のプロ専用アイロン
- ノビー ←細かい所まで手が届くストレートアイロン
- ヘアビューロン ←価格とツヤ感がピカイチのストレートアイロン
- アレティ ←メンズセットやサイズ感が豊富。繊細な操作がしやすいアイロン
- サロニア ←低価格でデザインがスタイリッシュなストレートアイロン
- エヴァロン ←高価でダメージが少ないアイロン。唯一プレートがゴム製
- リファ ←お洒落でスタイリングがしやすいストレートアイロン
- ワンダム ←メンズに人気が高い。プレート幅の種類があるプロ専用アイロン
- クレイツ(ホリスティックキュア) ←外ハネやスタイリングにも使いやすく、パワーもある最先端のストレートアイロン
ストレートアイロンとコテ(カールアイロン)で外ハネを作ったときの違い

右がコテ32㎜【カールアイロン】左がストレートアイロンで外ハネを作ったものになります。
見て分かるように、コテの方がゆるいカール感になります。
毛先が軽い状態で、この緩さですので、ボブなどもっと毛先の量が多いスタイルは、もっと緩くなります。
一方で、ストレートアイロンの方は、カール感が強くなります。
外ハネの場合は、カール感を少し強めに出した方が良いです。理由は、オイルでセットするからです。
最近の、スタイリングの傾向は、『ウエット感があり、髪の毛の隙間が見えるぐらい』です。
そうなると、自然にスタイリング剤をつける量が多くなります。
スタイリング剤をつける量が多いと、カールがだれてきます。なので、外ハネなどはカール感が少し強い方がオススメです。
最近のスタイリングは‥
『髪の毛の隙間が見えるぐらいのウエット感』
↓
スタイリング剤の量が増える
↓
カールがだれる・伸びる
↓
カール感は強めが正解(波巻きなども)
※スタイリングはオイルやバームなどで伸ばすイメージ
外ハネの仕上がり例
ショート
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ショートスタイルの場合、コテで外ハネにするのは、難しいです。
コテが入らない事もあるので、ストレートアイロンがベストです。特におすすめは細いストレートアイロンです。
使いやすい細いストレートアイロンはこちら

ボブ
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ボブや肩ぐらいの長さは特にネープ(襟足)部分が短く、外ハネを作りにくいです。
そんな時には、ブロッキングで分けて、ネープ部分を細かくとり、外ハネを作りましょう。
普通のプレート幅でも外ハネは作れますが、細いプレート幅のアイロンがあると便利です。
ロング
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ロングの場合の外ハネは、あまりしません。外ハネと内巻きを使いスタイリングする事がほとんどです。
唯一、ロングの場合は、コテで外ハネを作っても、やりにくさを感じず、すんなり巻けます。
あまり細かな操作が必要ない場合や、内巻き部分をスタイルに入れる場合のみ、コテをオススメします。
外ハネ用ストレートアイロン厳選4本【外ハネ以外も可】
お待たせしました。私が、ストレートアイロンを使って外ハネを作りやすかった商品をご紹介します。
『どれも一緒でしょ?』と思っている人にはぜひみてもらいたいと思います。
試してみると、全然違う事がわかります。
特に、プレート部分の柔軟性で、外ハネの作りやすさが変わってきます。他にも熱の伝わり方やプレートの動かしやすさなどが重要です。
厳選して5つ選びました。


【リファ】のストレートアイロン
オススメ度 | |
---|---|
温度 | 140℃〜220℃(20℃刻み) |
重さ | 約295g(コード込み) |
表示設定 | ランプ表示 |
コードの長さ | 約2.5m |
滑り | ◎ |
髪の毛の噛み具合 | ○ |
海外兼用 | ○ |
機能 | 自動電源オフ 開閉ロック |
付属品 | 保管用カバー 保証書 ギャランティーカード |
リファのストレートアイロンの詳しい記事はこちら


この4種類の中でも最も外ハネが作りやすかったストレートアイロンになります。
プレートが柔軟に動き、外側の形状が丸くなっている事が、『最も巻きやすいアイロン』の理由になっています。
外ハネを作る上で、滑りや抜け具合もちょうど良かったです。しかし、クセを伸ばす力が弱めなので、クセが強い人はしっかりアイロンを入れる必要があります。
とはいえ、丸みを作るには最も最適なストレートアイロンになります。
【アドスト】のストレートアイロン
オススメ度 | |
---|---|
温度 | 60〜180℃ |
重さ | 290g |
プレートサイズ | 25×90 |
プレート材質 | アルミニウム |
プレートデザイン | 下部スチームドレイン 上部プレッシャーサークル |
表面加工 | バイコートS2 |
ヒーター | セラミックヒーター×2 |
表示設定 | デジタル |
コードの長さ | 2.6m |
海外兼用 | × |
温度制御方法 | PID制御 |
滑り | ◎ |
髪の毛の噛み具合 | ◎ |
機能 | スチームドレイン プレッシャーサークル |

アドストの詳しい記事はこちら

アドストは、4種類の中でもやや丸みを作りにくいストレートアイロンになります。
その理由は形状が、角張っている事が考えられました。挟む力や滑りは申し分ないのですが、アイロンを抜く際の、角度が重要になります。
しかし、高価なアイロンだけあり、万能型なアイロンといえます。細かい部分のクセを伸ばすのには1番向いています。
【ラディアント】のストレートアイロン
オススメ度 | |
---|---|
温度 | 130℃〜220℃ |
電源 | AC100V 50/60Hz |
重さ | 320g |
温まる速度 | 220℃まで約30秒 |
表示設定 | デジタル |
コードの長さ | 3.5m |
プレート幅 | 28㎜ |
滑り | ◎ |
髪の毛の挟み具合 | ◎ |
カラー展開 | レッドのみ |
海外兼用 | × |
機能 | シルクプレート センサーレス制御機能 |

ラディアントの詳しい記事はこちら

4種類の中でも1番カール感が強く、パワーが強い印象です。これは、髪の毛をホールドする力が強く、しっかりアイロンが入っているからです。
毛先の毛量が多い人は、ラディアントのストレートアイロンで、外ハネを作る事をおすすめします。
【ノビーバイテスコム】のストレートアイロン

オススメ度 | |
---|---|
温度 | 60℃〜200℃ |
電源 | AC100V 50/60Hz |
重さ | 325g |
温まる速度 | 18秒で100℃ |
表示設定 | デジタル |
コードの長さ | 1.7m |
滑り | ○ |
髪の毛の噛み具合 | ○ |
太さの種類 | 1種類 |
カラー展開 | ブラックのみ |
海外兼用 | × |
機能 | 自動電源オフ機能 メモリー機能 温度ロック機能 開閉ロック機能 「パワー」「ケア」2つのモード プロテクトイオン |

ノビーバイテスコムの詳しい記事はこちら

4種類の中で、リファのアイロンの次に外ハネを作りやすかったです。
抜け感が程よく、外ハネを作るには、最適なアイロンになります。プレート部分の先端が細いので、外ハネを作りやすかった事が考えられます。
デザインが少し角ばっているので初めは『どうかな?』と思ったのですが、アドストよりも巻きやすかったです。

最も外ハネを作りやすかったストレートアイロンは?
1位 | リファ |
---|---|
2位 | ノビーバイテスコム |
3位 | アドスト |
4位 | ラディアント |
4種類とも素晴らしかったのですが、最も外ハネを作りやすかったのは、『リファ』のストレートアイロンでした。
形状が丸く、プレートが自由に動くのでおすすめです。
デザインも可愛いので、部屋にあるだけで、雰囲気が明るくなるような素敵なストレートアイロンです。

外ハネ用ストレートアイロンのまとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
外ハネは、難易度が低く、チャレンジしやすい髪型になります。しかし、意外に上手くいかない時もあります。そんな時は、アイロンを変えてみましょう。
アイロンの性能によって、違いがでます。
特に、プレート部分の動きは、多くの人は重要視してないかもしれませんが、美容師が最も大事にしてる部分でもあります。
ストレートアイロンを購入する際は、しっかり見て購入しましょう。
