この記事はこんな人にオススメ
・カラートリートメントで青にしようと思っている
・カラートリートメントの青の色落ちが気になる
・青が好き
・カラートリートメントで青にして緑に色落ちした経験がある
この記事は、カラートリートメントを100本以上染めた大作が書いています。
通常のヘアカラーで、最も色味を出しにくいのが青になります。ビビットな青を通常のヘアカラーで作ろうと思ったら、最も難しく、発色しません。
そんな時に役立つのが、カラートリートメントの青です。
カラートリートメントで染めた時のみ発色の良いブルーになります。
そんなカラートリートメント特有の色味と言っても良い、カラートリートメントの青で染めた後の、1週間後の色味をみていきます。
20種類のカラートリートメントを集めて、同じ条件で調べました。気になるメーカーや持っている製品があれば目次よりジャンプしてみてください。
本記事は『全体の結果』→『個別に詳しく見る』という流れになっています。
では結果をみていきます。
カラートリートメント(青)の色落ちの結果【1週間後】
前回、カラートリートメント【青】を20種類染めた時の記事はこちらです。
発色が気になる人は、こちらをまず参考にしてみてください。
色落ちは普段とできるだけ同じ条件になるようにしいています。
色落ちの条件
普段の生活と同じように、10分お湯につかり、シャンプーして流すという行程になっています。
紫外線や時間など色落ちの条件にはいろんな要素がありますが、最も色落ちする原因の『お湯につかる』『シャンプーする』『乾かす』という行為を行っています。
まずは、染めてすぐの髪の毛と1週間後の髪色を比較しています。
染めたて
↓
1週間後
メーカーや製品ごとに特徴をまとめましたので参考にしてみてください。
カラートリートメント【青】の特徴や色落ちのまとめ
エブリカラートリートメント ブルー | くすんだ青っぽく色落ちしていった |
---|---|
デビルズトリック マーメイドブルー | 少し青味が残っている |
カラージェネレーション ビシャスブルー | 1週間ではかなり青味が残っており、色持ちが良い |
カラージェネレーション アウェイクニングブルー | ビシャスブルーと同じ |
エンシェールズ オーシャンブルー | 染めたても緑が強かったが色落ちしていくとより緑 |
エンシェールズ サファイアブルー | 青味がかろうじてある |
エンシェールズ ネイビーブルー | 同メーカーのサファイアブルーよりも少しだけ濃いがほとんど変わらない |
エンシェールズ キャンディーブルー | 全種類の中で最も緑が濃くなった 黄緑に近い |
エチュードハウス ファンタジーブルー | ほぼ緑 エンシェールズのオーシャンブルーに近い |
シュヴーアンサンブル キャンディーブルー | くすんだブルーでシュワルツコフの次にくすみ感がでた |
パイモア パステルブルー | 染めたても薄いが、そのまま緑になった |
パイモア ビビットブルー | 染めたては綺麗な青だったが色落ちは、パステルブルーと同じブルー |
ティントバー ネイビー | 少しくすんだ感じですが、青味がしっかり残っている |
シュワルツコフ ブルー(レインボーアクア) | 青味があるが濃い緑に近い |
マニックパニック ショッキングブルー | ほぼ色落ちしてないビビットな青 |
マニックパニック アフターミッドナイト | 少し薄くなった様に感じるがしっかり青 |
マニックパニック ロカビリーブルー | アフターミッドナイトとほぼ変わらない |
マニックパニック バットボーイブルー | くすんだ緑 染めたても薄いが少しくすんだ印象 |
マニックパニック ブルームーン | 少し青味が薄くなった。水色に近くなった |
マニックパニック ブルースティール | 染めたても薄いが、あまり変化なし |
全体的にマニックパニックは1週間ではなかなか色落ちしない印象です。
2週間ほどでカラーチェンジしたい人は、マニックパニック以外を使う事をオススメします。
ほとんどの色味が、緑っぽく色落ちしていきますが、緑になりにくい色味もありました。
緑になりにくい商品
※1週間ですので2週間後には緑になる可能性が充分にあります。
- カラージェネレーション ビシャスブルー
- カラージェネレーション アウェイクニングブルー
- ティントバー ネイビー
- マニックパニック ショッキングブルー
- マニックパニック アフターミッドナイト
- マニックパニック ロカビリーブルー
特に、マニックパニックのショッキングブルーは色落ちしにくく、長く青を楽しめる商品になっています。
早めにカラーチェンジしたい時に選ぶ商品
ベースの明るさや髪質によっても色落ちは変化しますのでご注意ください
では、1色ずつ詳しくみていきます。
エブリカラートリートメント ブルーの1週間後の色落ち
染めたて→1週間後
エブリカラートリートメント【ブルー】は、くすんだ青になりました。染めたても少しくすんでいたので、想像しやすい色味になります。
色落ちも全種類の中でも早い方なので、カラーチェンジにも比較的、向いてます。
エブリカラートリートメントの色落ちはこちら
デビルズトリック マーメイドブルーの1週間後の色落ち
染めたて→1週間後
1週間で色落ちするというデビルズトリックです。
マーメイドブルーも色落ちは早いですが、完全に1週間で色落ちする訳ではないので、注意しましょう。染めたては発色が良く、色落ちスピードも早いので、いろいろな場面で使いやすいです。
デビルズトリックの他の色味の色落ちはこちら
カラージェネレーション ビシャスブルーの1週間後の色落ち
染めたて→1週間後
染めたてがかなり高発色のカラージェネレーションのビシャスブルーです。色落ちも比較的ゆるやかで1週間後も青を楽しめる商品になっています。
カラートリートメント『青』で最も発色が良く綺麗なブルーです。
カラージェネレーションの他の色味の色落ちはこちら
カラージェネレーション アウェイクニングブルーの1週間後の色落ち
染めたて→1週間後
高発色なカラージェネーレーションですが、ビシャスブルーとアウェイクニングブルーの違いが、色落ちでもあまり分かりません。
発色・色落ちともにあまり変わらないのでどちらを選んでも問題はなさそうです。
エンシェールズ オーシャンブルーの1週間後の色落ち
染めたて→1週間後
オーシャンブルーは染めたてがターコイズグリーンに近いので、色落ちも緑に近くなりました。
青味が抜けて、緑間が強くなっていきます。ターコイズブルー系の色味であれば発色が良く、柔らかい緑へ変化します。
エンシェールズのプチの色落ちはこちら
エンシェールズ サファイアブルーの1週間後の色落ち
染めたて→1週間後
サファイアブルーの発色はとても良いです。
しかし、ビビット感は少なく、少しくすんだ青になっています。色落ちもくすんだ青になっています。2週目から緑によっていきます。
エンシェールズ ネイビーブルーの1週間後の色落ち
染めたて→1週間後
サファイアブルーに比べると、染めたてが暗く、鮮やかさも少ないネイビーブルーです。
色落ちはサファイアブルーにかなり似ています。
エンシェールズの中でサファイアブルーとネイビーブルーは、色落ちがあまり変わらないので、発色が好みの方を選びましょう。
エンシェールズ キャンディーブルーの1週間後の色落ち
染めたて→1週間後
ターコイズブルーの発色をしていた、キャンディーブルーですが色落ちは最も黄緑に近い色味になりました。
ターコイズブルー→黄緑を楽しめるカラートリートメントになっています。
エンシェールズの他の色味の色落ちはこちら
エチュードハウス ファンタジーブルーの1週間後の色落ち
染めたて→1週間後
エチュードハウス【ファンタジーブルー】は、青→ターコイズブルーと変化しました。
最も色落ちが不思議なメーカーで、エチュードハウスの緑に近い別の種類の色落ちが、ターコイズブルー→ブルーとなりました。
エチュードハウスの他の色落ちはこちら
シュヴーアンサンブル キャンディーブルーの1週間後の色落ち
染めたて→1週間後
少し発色は薄めでしたが1週間後も青味が残っています。シュヴーアンサンブル【キャンディーブルー】は、少し薄めの色味ですが、繰り返す事で濃くなります。
キャンディーブルーの他の色味の色落ちはこちら
パイモア パステルブルーの1週間後の色落ち
染めたて→1週間後
パステルブルーの染めたては、ターコイズブルーでそのまま色落ちしていく感じになりました。
パイモアのブルー系の色味は結局この色味に落ち着く感じになります。この色味になったら、2回目のカラートリートメントを行いましょう。
パイモアの他の色味の色落ちはこちら
パイモア ビビットブルーの1週間後の色落ち
染めたて→1週間後
発色が鮮やかなビビットブルーですが、色落ちも早いです。色味をキープしたい場合は、こまめなカラートリートメントが必要になります。
ティントバー ネイビーの1週間後の色落ち
染めたて→1週間後
ティントバーのネイビーは色味が濃く、ネイビーに近いブルーになりますが、色落ちするにつれて、鮮やかになります。
色持ちが良い商品になります。
ティントバーの他の色落ちはこちら
シュワルツコフ ブルー(レインボーアクア)の1週間後の色落ち
染めたて→1週間後
シュワルツコフのブルーも発色が良かったですが、色落ちは少し特殊で結構くすみます。緑がくすんだ感じの色味に近いです。
シュワルツコフの他の色味の色落ちはこちら
マニックパニック ショッキングブルーの1週間後の色落ち
染めたて→1週間後
1週間ではほぼ色落ちしないショッキングブルーです。
色持ちが良い方がいい場合は、マニパニのショッキングブルーを選ぶのがオススメです。
マニックパニック アフターミッドナイトの1週間後の色落ち
染めたて→1週間後
ショッキングブルーに比べると少し柔らかな印象のアフターミッドナイトですが、こちらもあまり色落ちしないです。
しかし、マニパニだけ比べると、お湯に色味が残っていて色落ちをしている製品になります。
マニックパニック ロカビリーブルーの1週間後の色落ち
染めたて→1週間後
ロカビリーブルーは、アフターミッドナイトと色落ちがそっくりです。発色も比較的似ているのでどちらを選んでも良いです。
マニックパニック バットボーイブルーの1週間後の色落ち
染めたて→1週間後
バッドボーイブルーの染めたてはかなり薄く、ベースに黄色味があると緑になります。色落ちも早そうですが、色持ちは意外に良く、少しくすんでいきます。
マニックパニック ブルームーンの1週間後の色落ち
染めたて→1週間後
ブルームーンも色もちが良く少しだけ薄くなった感じになります。
鮮やかなまま薄くなってきたので、薄く青を入れたい人にオススメです。
マニックパニック ブルースティールの1週間後の色落ち
染めたて→1週間後
ブルースティールは染めたても薄いのですが、意外にも色味が残った印象です。ホワイトカラーにしたい場合などに使いやすいです。
カラートリートメントの青を考察してみた
20種類のカラートリートメントの青の色落ちを検証しましたが、思ったより1週間では緑化するのが少なかった印象です。
しかし、2週、3週とたってくると緑に近くなってくる商品もあります。
緑になる理由はベースの黄色+青味が緑になる原因になりますので。緑に絶対したくない人は、ベースの黄色味を極限までなくしましょう。
1週間後の色味変化表
エブリカラートリートメント ブルー | くすんだ青→くすみが増した薄い青 |
---|---|
デビルズトリック マーメイドブルー | ビビットな青→くすんだ薄い青 |
カラージェネレーション ビシャスブルー | ビビットな青→鮮やかな青 |
カラージェネレーション アウェイクニングブルー | ビビットな青→鮮やかな青 |
エンシェールズ オーシャンブルー | ターコイズブルー→薄い緑 |
エンシェールズ サファイアブルー | 鮮やかな青→くすんだ薄い青 |
エンシェールズ ネイビーブルー | くすんだ濃い青→くすんだ青 |
エンシェールズ キャンディーブルー | ターコイズブルー→黄緑 |
エチュードハウス ファンタジーブルー | 鮮やかな青→緑 |
シュヴーアンサンブル キャンディーブルー | 薄いくすんだ青→くすんだ緑 |
パイモア パステルブルー | ターコイズブルー→緑 |
パイモア ビビットブルー | ビビットな青→緑 |
ティントバー ネイビー | 暗い青→鮮やかな青 |
シュワルツコフ ブルー(レインボーアクア) | 鮮やかな青→濃いくすんだ緑 |
マニックパニック ショッキングブルー | 変化なし |
マニックパニック アフターミッドナイト | 少し薄くなった |
マニックパニック ロカビリーブルー | 少し薄くなった |
マニックパニック バットボーイブルー | くすんだ |
マニックパニック ブルームーン | 薄くなった |
マニックパニック ブルースティール | 変化なし |
カラートリートメントの青を選ぶ場合は、1週間後どんな色味になるのか気にしながら選んでください。
早く色落ちするイメージのカラートリートメントですので、ブリーチが部分があるうちに色味を沢山楽しむのがオススメです。
カラートリートメント(青)の色落ちまとめ
最後までお読み頂きありがとうございます。
カラートリートメント特有の色味のブルーと言っても過言ではない色味です。色落ちまで計算して商品を選ぶと、常に綺麗な色味でいれます。
紫の色落ちも検証していますのでぜひ参考にしてみてください。