この記事はこんな人にオススメ
・カラートリートメントで赤にしたい
・どのメーカーの赤がいいか分からない
・カラートリートメントの発色が悪かった経験がある
・カラートリートメントでできる赤のデザインが知りたい
この記事は、カラートリートメントを100本以上染めた大作(@chou_fleu)が書いています。
今回は、赤のカラートリートメントを19種類染めました。
青のカラートリートメントや、紫のカラートリートメントも沢山染めていますので、カラートリートメント選びに迷ったら、参考にしてみてください。

赤のカラートリートメントは、他の色に比べて失敗が少ないカラートリートメントになります。
メーカーごとに、色のばらけかたが少なく、差が少ないです。
しかし、赤のカラートリートメントでも濃さやくすみ感などはメーカーによってバラバラなので、好みの赤を探す必要があります。
著名人などでも、赤髪にしている人は多く、人気があるカラートリートメントになります。
少し長い記事になりますので、気になる色味は目次からとんでください。
カラートリートメントの赤を染める前に

カラートリートメントの赤を19種類染めていますが、純粋に色味を見るために、同じ明るさでブリーチの回数も一緒の髪の毛を使っています。
ブリーチが不十分だったり、髪質が染まりにくかったりすると、結果も代わりますのでご注意ください。
目安の明るさとして、ベースの明るさを載せていますので、ブリーチで明るさを近づける事が望ましいです。
もし、カラートリートメントが、『なぜ染まらないのだろう?・ムラになる』などの悩みがあったらこちらを参考にしてみてください。

今回比較したのは、9種類のメーカーで19種類の色味です。
同じメーカーでも赤の種類が沢山あり迷いますので、活用してみてください。
比較メーカー一覧
- エブリカラートリートメント
- デビルズトリック
- マカロンパレット
- カラージェネレーション
- エンシェールズ
- シュヴーアンサンブル
- パイモア
- シュワルツコフ
- マニックパニック
赤のカラートリートメントの1週間の色落ちはこちら

カラートリートメントの赤のデザイン
カラートリートメントで赤のデザインで最も多いのがポイントカラーやインナーカラーになります。
最近では、髪の毛全て赤にする著名人もいますが、突き抜けていてかっこいいです。
ポイントカラーやインナーカラーなどで、 赤が人気の理由が3つあります。
- 印象に残りやすい
- 情熱的に見える
- 色落ちが可愛い
この3つが大きな人気な理由です。
赤が持つイメージは、子供の時からいろいろなイメージがあると思いますが、カラートリートメントの赤で染めた場合の色落ちは可愛いです。
染めたては、激しさや情熱的なイメージになりますが、色味が薄くなっていくと、くすんでいき柔らかくなっていきます。
そのタイミングでピンクやオレンジなどで染め直してカラーチェンジするのがオススメです。
カラートリートメント【赤】でできるオススメのデザイン
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
全体を赤にしても個性的でかっこいいですが、インナーに赤を入れるのもオススメです。くくった時に、赤のラインが見えてもおしゃれになります。
赤系以外のおすすめのカラートリートメントはこちらでも紹介しています。

カラートリートメント【赤】を比較してみた
染める前の明るさや色味が変わると、染料の吸着や染まり方が変わってきます。
公平な染まりの判断ができるように、ベースの髪の毛は全て同じ明るさ、色味に染めています。
染める髪の毛は、ハイブリーチを行なっています。その後に、カラートリートメントを塗っています。
参考の明るさ

レベルスケールでいうと‥

18レベルぐらいの明るさになります。
染めた毛束を一覧にしました。簡単にどんな色味になったのかまとめました。

エブリカラートリートメント レッド | 薄い赤 |
---|---|
デビルズトリック ワイルドレッド | ビビットな赤 高発色 |
マカロンパレット レッドホリック | くすんだ赤 |
カラージェネレーション ブラッディレッド | ワインレッドに近く、濃い赤 |
エンシェールズ リアルレッド | ビビットな赤 高発色 |
エンシェールズ デーモンレッド | 薄い赤 透け感がある |
エンシェールズ ガーネットレッド | くすんだ赤 ワインレッドに近い |
エチュードハウス スパイシーレッド | 透明感のあるビビットな赤 |
シュヴーアンサンブル キャンディーレッド | 朱色に近い赤 |
パイモア ペールロゼ | くすんだ赤よりの紫 |
パイモア パステルレッド | 透明感のある赤 少し薄い |
パイモア ビビットレッド | ビビットな赤 赤が深く濃い |
シュワルツコフ ロリポップレッド | 透明感がありピンクに近い赤 濃いめ |
マニックパニック ヴァンパイアレッド | ビビットな赤 濃い |
マニックパニック インフラレッド | ほんの少し紫みの感じる濃い赤 |
マニックパニック ワイルドファイア | 少し黄色味がある赤 |
マニックパニック ピラーボックスレッド | 薄く黄色味が少しある赤 |
マニックパニック ロックンロールレッド | ピンクに近い赤 |
マニックパニック レッドパッション | 赤みが薄く、ベースが黄色いとオレンジになる |
カラートリートメントの赤の染め上がりの結果
今度はより詳しく個別にみていきます。
Instagramでぎゅっとまとめていますので、スクロールするのが疲れた人はこちらを参考にしてください。
※マニパニのみ載せてません。
この投稿をInstagramで見る
カラートリートメント【赤】高発色ランキング
カラートリートメントの赤をランキングにしてみました。高発色(文句なしに赤)のみ選びました。
文句なし(高発色な赤)
1位 | パイモア ビビットレッド |
---|---|
2位 | マニックパニック ヴァンパイアレッド |
3位 | デビルズトリック ワイルドレッド |
4位 | エンシェールズ リアルレッド |
発色は良くても、色落ちが早かったりしますので、ご注意ください。
では個別にみていきます。
エブリカラートリートメント レッドの染まり
染め上がり

エブリカラートリートメントのレッドは少し薄く、ほんのり赤みを入れたい人向けです。
少しくすみ感もあるので、赤にして激しくしたくないと言う人にオススメです。

デビルズトリック ワイルドレッドの染まり
染め上がり

デビルズトリックのワイルドレッドは、かなり高発色です。最もバランスが良いです。
赤が濃い場合、少し明度が下がるのですが、ワイルドレッドは明度が低くならないバランスがとれた赤になっています。

マカロンパレット レッドホリックの染まり
染め上がり

マカロンパレットのレッドホリックは、色味が少し薄く、ワインレッドに近いイメージです。
できるだけ、ヘアカラーの色味に近づけたい場合に使いやすい商品になります。

カラージェネレーション ブラッディレッドの染まり
染め上がり

ブラッディレッドは、ぱっと見は濃いのですが少し紫みが強く、くすんでいます。紫みが強い赤のカラートリートメントは珍しいので色落ちを楽しみたい人にオススメです。

エンシェールズ リアルレッドの染まり
染め上がり

エンシェールズのリアルレッドは高発色の赤になります。少しピンクよりのレッドです。
エンシェールズの中では王道の赤に一番近い商品になります。

エンシェールズ デーモンレッドの染まり
染め上がり

デーモンレッドは朱色に近い色味になります。全種類の中でも黄色味が残っており、綺麗な色味になっていました。透明感もあるので可愛い赤になります。

エンシェールズ ガーネットレッドの染まり
染め上がり

ガーネットレッドは、ワインレッドの様なくすみ感のあるレッドになりました。ワインレッドはブラウンと馴染みやすいのでポイントカラーにも使いやすいです。
エチュードハウス スパイシーレッドの染まり
染め上がり

エチュードハウスのスパイシーレッドは、ややピンクよりの赤です。シュワルツコフのロリポップレッドよりは色味がうすめですが、柔らかい赤です。

シュヴーアンサンブル キャンディーレッドの染まり
染め上がり

シュヴーアンサンブルのキャンディーレッドは薄めの赤になります。黄色と混じり綺麗な朱色よりの赤になりました。

パイモア ペールロゼの染まり
染め上がり

パイモアのペールロゼは、くすんだ紫よりの赤でした。くすみ感を出したい場合は、ペールラインを選ぶと良いです。普通の赤に飽きたら、この様な色味も素敵です。

パイモア パステルレッドの染まり
染め上がり

パイモアのパステルレッドは、薄い赤になります。薄いので黄色味と混じり少し朱色っぽいですが、ビビットレッドと差が出ています。

パイモア ビビットレッドの染まり
染め上がり

パイモアのビビットレッドは、かなり高発色な赤です。
濃いので少しくすみ感もあるのですが、色落ちも早いので、高発色かつカラーチェンジもしやすいカラートリートメントになります。
シュワルツコフ ロリポップレッドの染まり
染め上がり

ロリポップレッドは、ピンクよりの赤になりますが、かなり濃い色味です。
ピンクよりの赤にしたい場合は、シュワルツコフがオススメです。

マニックパニック ヴァンパイアレッドの染まり
染め上がり

マニックパニックのヴァンパイアレッドはかなり濃い赤になります。
マニックパニックの中でも一番色味の濃い赤になります。くすみ感も感じますが、濃い赤のくすみになります。

マニックパニック インフラレッドの染まり
染め上がり

インフラレッドもマニックパニックの中でも高発色な赤になりますが、ヴァンパイアレッドよりも少し薄くなります。若干、紫みもありますが濃い赤です。
マニックパニック ワイルドファイアの染まり
染め上がり

ワイルドファイアは、朱色に近い色味になります。黄色味が少しある様な赤になります。
ピラーボックスレッドと同じ様な色味です。
マニックパニック ピラーボックスレッドの染まり
染め上がり

ピラーボックスレッドは、朱色に近い赤になります。ワイルドファイアとかなり似ています。
黄色+赤といった色味です。
マニックパニック ロックンロールレッドの染まり
染め上がり

ロックンロールレッドは、マニックパニックの中でも、少しピンクががった赤です。シュワルツコフよりも少し黄味が強いピンクレッドです。
マニックパニック レッドパッションの染まり
染め上がり

レッドパッションはかなり薄い赤です。
黄色味がある髪の毛に染めると、オレンジになります。しかしオレンジ単体で使えるのかと言うと少し弱いです。
カラートリートメント赤のまとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
19種類の赤のカラートリートメントの色落ちを検証しています。

19種類の赤のカラートリートメントを染めましたが、赤の色味は、どのメーカーも振れ幅は少なく、失敗が少ないカラートリートメントです。
ヘアカラーでも、赤系の色味は比較的、簡単です。髪の毛が元々持っている色素の関係があります。
カラートリートメントを初めて使う人は、難易度の低い赤系のカラートリートメントから初めても良さそうです。
最後に、色味の特徴をまとめています。
1位 | パイモア ビビットレッド |
---|---|
2位 | マニックパニック ヴァンパイアレッド |
3位 | デビルズトリック ワイルドレッド |
4位 | エンシェールズ リアルレッド |
ピンクのカラートリートメントは、こちらも参考にしてみてください。

