黒染めとは?
黒染めはヘアカラーの中でも少し特殊です。
全ての色素が入ってる色味なのである意味難しいヘアカラーともいえます。
こちらのリンクも参考にしてください。

今回は黒染めした髪の毛にヘアカラーをしたらどうなるかを検証していきます。
私達はこの結果がどうなっているかが分かっていますが…
今から黒染めをする方やしないといけない方はこちらを見てもらって黒染めの強さや特徴を少しでも抑えておいてもらえたら嬉しいです。
先に言っておくと黒染め後の髪の毛は明るくなりません。
トーンダウン(暗くする)事のみ可能です。
明るくしたい場合はブリーチをしなければ明るくなりません。
なんて思っている方はぜひ検証画像を見てほしいと思います。
検証内容
毛束を3つ用意しました。
① バージン毛 (ヘアカラーしてない髪の毛)
② 10レベルで染めた後に黒染め→10レベルでカラー
③ブリーチ毛に黒染め→10レベルでカラー

検証スタート
まずは毛束②と③を黒染めして①にあわせます。


その後3本の毛束を10レベルの薬剤でカラーしていきます。
その結果

少し分かりにくいので‥

いかがでしょうか?
まず①の毛束(10レベルのアッシュで初カラー)は単純に10レベルで染めたので9レベルぐらいになっています。
②の毛束(黒染め後に10レベルのアッシュでカラー)は
少しも明るくなりませんでした。
真っ黒です。漆黒の黒です。10レベルの薬剤は…
参考までに‥
カラー剤の中でも少し強めの薬剤となっております。
ほんとうにうんともすんとも言わないぐらい黒染めは色素が濃いのです。
③の毛束(ブリーチ毛に黒染め後に10レベルのアッシュ)は
もともとブリーチ毛なので少し明るくなりましたが赤みが残っています。こちらもほぼ明るさは変わらないですね。
ブリーチ毛の場合、髪質によってかなり変化します。
黒染めがすんなり落ちる場合もあればしつこい場合もあります。
ご自身がどちらか分かっていればカウンセリングもスムーズかもしれません。
黒染めは出来るだけしない方がいい?
出来るだけしないようにしましょう。
次に明るくしたい時に邪魔な存在になります。
あと半年たてば大丈夫だろうと思ってる方
半年以上残る場合も多々あります。
1年も平気で残っています。
なので向こう1年はヘアカラーを楽しめませんので黒染めをする場合はお気をつけください。
黒染めをしたあとの注意点
最後に黒染め後の注意点をまとめておきます。
ぜひご参考までに…
・色落ちするのは個人差がある
・黒染め当日は枕やタオルが汚れる場合があるので枕の上に汚れてもいいタオルをひいて寝る。
・黒染め後のヘアカラーは明るくならない。
・黒染め後のブリーチはかなり痛む。
・赤みが残る
などです。
ワンポイント
