紫外線によるダメージって?
髪は紫外線により乾燥や強度の低下(ちぎれやすく)髪の毛の表面のざらつきやゴワつきが出て手触りが悪くなります。また色素が抜けて茶色くなったりツヤがなくなったりなどの影響を受けます。通常、紫外線が髪の毛にあたり中まで到達すると毛髪を構成しているアミノ酸が酸化されてケラチンタンパクがダメージを受けます。酸化によってシステイン酸と言う物質ができることでも毛髪がダメージを受けます。
紫外線について
1年間の紫外線の量は5月から6月ごろまでが多くなっています。天気によっても紫外線量は大きく変動しますが、雲があるからといって安心はできません。薄曇りでも90%近くの紫外線が降り注いでいます。
紫外線の種類
紫外線にはA B Cの3つのタイプがあります。
UV-A
太陽から届く紫外線のうち大部分(95%以上)を占めております。UV-Bほど有害ではありませんが、長時間浴びた場合の健康影響が懸念されます。窓ガラスや雲を透過して肌の奥まで届きます。
UV-B
ほとんどは大気層などで吸収されますが、1部(約5%)は地表へ到達し、皮膚や目に影響を与えます。(窓ガラスである程度はカットされます)日焼け、皮膚ガンの原因となります
UV-C
オゾン層などで吸収され地表には到達しません。
ヘアカラーに影響あるの?
私の中で紫外線だけでヘアカラーの色落ちするとはなかなか結びつかなく…
検証してみようと思いました。
今回は単純です。
検証内容
ブリーチ後の毛束を二本用意して
一本は紫外線に3日さらします。
一本は室内においときます。
その後シャンプーをして色落ちをみてみます。
私の予想では色落ち具合は変わりないと思っています。
検証スタート

1日目

2日目

3日目

シャンプー後

結果
予想通りあまり変わらないですね。
1ヶ月外で過ごしたら変わるかもしれませんが…
なかなか特殊な方か部活などをしている方かもしれません。
そういう方はまた違った結果がでるかもしれません。
今回の結果としては
紫外線はさほどヘアカラーの退色に影響はない です。
今後オゾン層が少しずつ破壊され紫外線ABCはいってくるようになればまた話はかわってきます。
ただし、外的要因がいろいろ積み重なり退色の原因になりうる事があります。
外的要因のダメージレベル(色落ち)としてまとめておくと…
アイロン>海>シャンプー>プール>紫外線
という感じになりそうです。
海やプールのダメージ(色落ち)はこちら

髪の毛の日焼け止めの変わりになります。
紫外線対策オイル
