この記事はこんな人にオススメ
・他人と違いを出したい人
・ダメージを少なくしたいけど綺麗に色味を入れたい人
・ブリーチがイヤな人
・黒染めしないといけない人
今回はダブルカラーをブリーチなしで染めました。
分かりやすく言うと、『ただ2回カラーしただけ』です。
しかし、ヘアカラーを2回連続ですると、想像以上に綺麗に発色します。
インスタグラムなどで見かけたこともあるかもしれません。
実際に『ブリーチなしで2回染めると綺麗なのか?』を検証しました。
それと、ブリーチなしで2回染める時の注意点やセルフカラーでする方法もまとめています。
ぜひ参考にしてみてください。
ダブルカラーとは‥通常であれば、ブリーチをして通常のヘアカラーをする行程のことを言います。ここでは通常のカラーを2回行っています。
Contents
ダブルカラーを【ブリーチなし】でした結果

http://addicthy-color.com より引用
ブリーチなしでダブルカラーした髪の毛と普通に1度だけ染めた髪の毛で比べています。
今回、使ったヘアカラー剤は「最もポピュラーな外国人風カラー」のミルボン・アディクシーカラーです。
・9レベルのサファイアで1回染めた毛束
・12レベルのサファイアで染めた後に7レベルのサファイアで染めた毛束
こちらの2種類の毛束を使っています。
↓染め上がりはこちら↓
9レベルのサファイアで1回染めた毛束は、画像でも分かるぐらいブラウンが残っています。
ところが、『ブリーチなしでダブルカラー』している方は、透明感がより出ました。
より原色に近いイメージになります。
画像で透明感が伝えれないのが残念です。直接見ると、違いがはっきりわかります。
ここまで違いがはっきり分かるのは、外国人風カラーを使っているからになります。
普通のカラー剤【ブラウンが入っているもの】では出来ませんでした。
参考までに、外国人風カラーを発色ごとにまとめています。
セルフカラーで使いたい人は参考にしてください。
イルミナカラー | オーシャンとヌードがオススメ 発色+艶感が綺麗 |
---|---|
アディクシーカラー | サファイアがオススメ 青味が強い |
スロウカラー | 少し他と比べると発色が弱いが、コスパが良い |
エヌドット | 明るめの色味の発色が良い |
↓オススメのミルボンアディクシーカラー↓
ダブルカラーをブリーチなしでした時の参考スタイル
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『濃紺』ヘアーもブリーチなしのダブルカラーが向いています。
色落ちも緩やかにしていきます。(ブリーチをしていない場合)オススメは黒染めの代わりにする事です。
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このような透明感を出す事も可能です。
最近のヘアカラーはくすみをとるのが主流になっています。
ダブルカラーをブリーチなしでする時の注意点
・全く同じ薬剤で染めないで、2種類の薬剤を使う
・黒染めまで落としたい場合、2回ではならない事もある
・青くなったり、極端に濃く入る場合がある
・退色する
・サロンでオーダーする時は‥
項目ごとに深掘りしていきます。
・全く同じ薬剤で染めないで、2種類の薬剤を使う
髪の毛はベースが明るい方が綺麗に発色します。
その事を利用して、本来ならブリーチをする予定の1回目のカラーを、明るい薬剤でします。

次に、暗めの薬剤で明るさを落とします。
この方法は7レベル〜12レベルまで使えます。

しかし、7レベル以下の仕上がりにしたい場合は、1度目のカラーで明るくしてしまうと、暗くならない可能性があるので注意してください。
・黒染めまで落としたい場合、2回ではならない事もある
ベースが明るい(ブリーチ毛)の場合、2回染めても希望通りに暗くならない事もあります。
その場合は暗い薬剤をにするか、3回する事を考えましょう。
よく起こる失敗例として、黒染めまで暗くしたいのに、暗くなりきらない事があります。
・青くなったり、極端に濃く入る場合がある
これは実は、当たり前なのです。
2回染める事で色味が強いので、時には鮮やかなブルーになったり、鮮やかなパープルになったりします。
失敗例
仕上がりのイメージ‥濃紺
2回カラーしたが、鮮やかなブルーになってしまった。
対策→『もう一度ブルー系の色味をかぶせる』
明るさを落とす事で仕上がりのイメージに近づきます。
ダブルカラーをブリーチなしでする場合の失敗例はこちらが1番多いです。
・退色する
退色はします。
しかし、ブリーチしてカラーするよりも、通常のカラーを1回するよりも遥かに色もちが良いです。
・ブリーチなしのダブルカラーをサロンでオーダーする時には‥
ブリーチなしのダブルカラーのオーダーする場合は、写真を見せたりカラーチャートを見て決めないようにしましょう。
なぜなら、美容師は『ブリーチなしのダブルカラー』ではなく、『ブリーチありのダブルカラー』もしくは『通常の外国人風カラー』をオススメする事が多くなります。
なので、はじめに『ブリーチはなしで2回カラーしたい』と伝えましょう。
ダブルカラーをブリーチなしですると傷まない?(ダメージ比較)
ダメージの大きさ
【ブリーチありダブルカラー】>【ブリーチなしダブルカラー 】>【通常のカラー】
になります。
ブリーチはかなり強い薬剤になります。
ちなみに‥
【ブリーチありダブルカラー】>【ブリーチなしトリプルカラー 】
となります。
ブリーチはそれほど、次元の違う薬剤になります。
↓ブリーチを使う場合のダメージ軽減アイテム↓
こちらはブリーチの前に使います。仕上がりの手触りが全然変わります。
セルフブリーチを考えている人はぜひ使ってみてください。
ブリーチなしのダブルカラーをセルフでする時のコツ
セルフカラーについてはこちらで詳しく解説しています。

ブリーチなしでダブルカラーをする際の、1番大事な事は【薬剤設定】です。
他には
・濡れた髪の毛に塗るのか?
・薬剤の量
などが重要なポイントになります。
ブリーチなしでダブルカラーの薬剤設定【セルフカラー】
仕上がりイメージ『濃紺』

少し画像では伝わりにくいですが、黒染めはしたくないけど、『濃い青』で黒染めに近くしたい場合です。
1回目のカラー
【ミルボンアディクシーカラー】3レベルのサファイアとオキシ3%
2回目のカラー
1回目と同じ薬剤
こちらは青の染料が濃く入っています。
それを2回染めていく事で、より深い『濃紺』にしていきます。
仕上がりイメージ『グレージュ』

グレージュは色味が薄くなりがちですが、それをブリーチなしで2回染める事で、グレージュ感を強くしていきます。
1回目のカラー
【ミルボンアディクシーカラー】 13レベルのグレージュとオキシ6%
2回目のカラー
【ミルボンアディクシーカラー】 9レベルのグレージュとオキシ3%
ベースの状態にもよりますが、これで10レベルの『グレージュ』ができます。
グレー感が薄くなりがちな人も、2回染める事で濃くなります。
ミルボンのアディクシーカラーでなくても、イルミナカラーやスロウカラーなどでも代用が可能です。
代用する場合はレベルと色味をあわせましょう。
ブリーチなしダブルカラーのまとめ
いかがでしたか?
ブリーチなしでダブルカラーをする事は実はいい事ばかりです。
ブリーチをするよりも遥かにダメージは少なく、色味も綺麗に発色します。
更に色持ちを良くしたい場合はカラーシャンプーを使い、色味が落ちてきたらカラートリートメントを使いましょう
