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くせ毛とは?
まずはくせ毛がどのようにしてなるか少し触れていきたいと思います。
くせ毛は遺伝がほとんどを占めますが‥
くせ毛になるメカニズムがあります。
くせ毛は髪の毛が曲がっている状態です。
なぜ曲がるのでしょうか?
それは毛穴に原因があります。
通常の髪の毛は毛穴が真っ直ぐ向いています。
しかしくせ毛の場合は毛穴が曲がっています。ただ曲がっているだけではなく歪んでいます。

ここから生えた毛はくせ毛になります。
波状毛として生えてきます。
ちなみにこのことは「子供の時はくせ毛だったけど大人になったら真っ直ぐになった」という事から容易に想像できます。
どういう事かというと子供の頭はまだ成長段階なので小さいです。大人になるにつれて大きくなります。
その時に毛穴も一緒に真っ直ぐになっていきます。
頭皮の面積が広がりながら真っ直ぐになっていきます。
一部分だけくせ毛がきつい方もいます。
この方は顔まわりやえりあしなどがくせがきつくなる事があります。
この場合は皮膚が柔らかいところや頭の形がカーブしてる所にくせが多くなる傾向があります。
皮膚がやわらかい所は皮膚が伸びやすく毛穴がゆがみやすくなっています。
頭の形がカーブしている所も毛穴が歪んで生えている事が多いです。
つまりくせ毛さんは毛穴が曲がっている事が原因になるのです。
髪質
くせ毛さんの髪質はそれぞれ変わってきますが 撥水毛 疎水毛 親水毛とあります。
中でも1番多いのが撥水毛になります。
サロンワークをしていてくせ毛さんの撥水毛が1番多い気がします。
撥水毛
では撥水毛とは何のことでしょう?
撥水毛とは水分を含みにくい 弾きやすい 髪質です。
1番分かりやすいのがシャンプーをする前に流す時に最初少し水を弾く方は撥水毛です。
カラーなどを塗る際も分かりやすくカラー剤を少し弾く感じがします。
自分の髪の毛が撥水毛でないか?一度 調べてみてください。
くせ毛さんで撥水毛のカラーの傾向
ほとんどといっていいほど色味が抜けにくいです。赤みが残りやすく仕上がりの色と薬剤の差が出やすいのがくせ毛で撥水毛の方です。
あくまでサロンワークをしていて気づいた事なので確実ではありません。
赤みが残りやすいくせ毛さんは赤系の色味にしましょう。
ある程度 ベースの色素を削って黄色系の色味にふってもいいと思いますが…
やはりダメージがでてきますし結構明るめにしないといけなくなります。
7~9レベルの範囲でしたら赤系の色味がオススメです

赤系参考例


まとめ
無理なくヘアカラーを楽しむ為には自分の髪質の事を理解すると今以上に楽しいヘアカラーライフがおくれます。
サロンではおしえてくれない自分だけの髪質も把握するとまた見方が変わりますよ。
