映画「ダイナー」の魅力
蜷川実花さんのヘルタースケルターでもそうでしたが映画全体の色合いが鮮やかでうるさくなりそうなのですがかなり綺麗にまとまっています。
まるでワンカットワンカットが1枚の現代絵画のような作品です。
あらすじ
ヒロインのオオバカナコは日給30万円のバイトに手を出し闇の組織に殺されそうな所をダイナー(食堂)に売られました。そのダイナー(食堂)は変わった所でお客さんが殺し屋だけというダイナーでした。
そこで繰り広げられる一風変わったストーリー。豪華キャストでクセの強い俳優が演じる最高のエンターテイメントに仕上がっています。
なかでもスキン(窪田正孝)は紳士的かつどこか狂気を感じさせる役となっています。
照明の色や明るさによってヘアカラーが変化して見えますがかなりカッコいいヘアカラーになっています。
【蜷川監督のココがこだわり!】
https://www.cinematoday.jp/page/A0006746より引用
ヘアカラーは?
13トーンぐらいのアッシュベージュになっています。
何がカッコイイって…
あえてグレーではなくベージュを残してる所がかっこいい…
作り方
ブリーチをしています。
ブリーチなしで近づけようと思ったらかなり繰り返して13レベルでカラーをしていかなければなりません。
ブリーチの回数は1回です。
そしてベージュを残すように薄めのアッシュとグレージュをのせます。
するとベージュが少し残った窪田正孝カラーになります。
実際の色はかなり明るいと思いますが屋内と光の加減とで少し暗く見えます。
実際のサロンワークでもあるのですが…
お客様の持ってきたスタイルが思ってるより明るい場合があります。
サロンでヘアカラーする場合は実際の色と画像の色のギャップをしっかり押さえときましょう。
ヘアスタイルは?
襟足がかなり長く前髪はM字バングです。
今はメンズのスタイルはまたまだ襟足が短いスタイルが多いですが…
これだけ襟足が長いと振り切っていてかっこいいですね。
前髪も長めでM字バング風です。
かなりアンニュイな雰囲気で、これからメンズもウルフスタイルが徐々にはやっていく兆しですね。
スタイリングは?
ボリュームを抑えたウェットなスタイリングですね。
最近はウェットなスタイリングが多いのですがボリュームは出します。束感を出すと自然にボリュームがでます。
あえて今の流行ではなく…
長めなので抑えたスタイリングでセクシーです。
スタイリング剤は?
こちらがおススメです。
パーマにも使えて自然なウェット感をだしボリュームを抑えてくれます。
まとめ
女性も男性もウルフスタイルや襟足長めではねさすようなスタイルが増えてきています。
時代が変わるのは一瞬です。敏感にアンテナを張っていきましょう。