ヘアカラーが気に入らないケース
ケース1
カウンセリングで美容師に伝わらなかった。
これはよくありますね。
どうしてもズレが生じる場合があります。
カウンセリングの時点で似ているヘアカラーのカタログを2例 もしくは3例ほどだしてもらって擦り合わせていく事が必要になってきます。
ケース2
もっていった画像とは仕上がりが違った。
完全に美容師のミスです。
ケース1と重複してしまうのですがカウンセリングでの擦り合わせが足りない もしくは美容師の薬剤設定 技術不足です。
美容師側は基本的にカウンセリングで、できる範囲できない範囲を伝えると思いますが出来ないことを「出来る」と言った時にこういうケースが起こってる事も多い気がします。
ケース3
ダメージやベースの色の違いで思っていた通りにならなかった。
こちらはケース2の出来る範囲の範疇を超えていた場合に起こります。
美容師はこちらも本来なら伝えるべき所になります。
ただダメージやベースの色はやってみて分かるところもあり、新規で ご来店されたお客様は髪質が分かりにくい場合もあります。それを伝えた上での違いならそこまでのカウンセリングでのズレは起きにくいです。
ケース4
ムラになった。
美容師が技術不足です。もしくは黒染めをしていた。ブリーチをしていた。などカラーの履歴が分かりにくい場合に起こります。
解決策
まとめると希望のヘアカラーにしたい場合は最初のカウンセリングで色を画像でしっかり伝えましょう。特に大事なのがカラーやパーマの履歴です。
なぜなら履歴や髪質が分かると事前に(薬剤設定)対策が取れます。
自分の髪の毛を守る手段にもなりますのでできるだけ詳しく伝えましょう。
参考までにケース4のムラになるメカニズムを少し解説していきます。
ムラになる場合は大抵 想定外の事が起こってる場合です。
次は想定外のことでムラになった例を見ていきます。
黒染めの場合(半年前)
半年前に黒染めをしてその間徐々に黒染めがおち7レベルぐらいの髪の毛のお客様がご来店します。
もしそこで黒染めの履歴を伝えてない場合に起こりうるムラです。
仕上がりを9レベルで希望したとします。そのまま9レベルで染めると…
根元は9レベル 毛先は7レベルになってしまいます。
つまり根元が明るく毛先が暗いムラになってしまうわけです。
黒染めが明るくならない(比較画像あり)

ブリーチ毛にカラーをしていた場合
半年前にブリーチをしていて1ヶ月前にトーンダウンで9レベルになっていたお客様です。
お客様の希望の明るさが10レベルだったとします。10レベルの薬剤を使って染めると…
毛先が13レベル 根元が9レベルと今度は毛先が明るくなりすぎるムラになります。
こちらも履歴が分からなかった場合に起こりうるムラです。
ここで大事なのが
染め直しの期間は?
染め直しの期間は大体1週間から10日前後のサロンが多いです。
低価格サロン(プチプラサロン)は少し早いところがあります。
あと基準も少し厳しく中にはばっさり染め直しや切り直しは受け付けてません という所もあるので確認しましょう。
少しでも気になった場合はすぐ確認して直しましょう。

自分で直す場合
これは悲しい事ですが結構あります。
カラーに関しては自分で直すのはすごく難しいと思います。もう少し明るくする 程度でしたらできます。
ただし 少し明るくしたい場合は1週間ほどシャンプーをガシガシ2回ずつぐらい洗っていくと明るくなっていきますので
少し様子をみた方がいい場合もあります。
薬剤選定が難しくなるので気をつけましょう。
出来るだけ施術したサロンでお直しをしてもらうのが1番いいと思います。
