ヘアカラーは明るければ明るいほど色落ちが早くなります。
その寿命は1ヶ月と言われています。
せっかく思い通りのヘアカラーになったのに日々の色落ちを感じると寂しくなります。
ここではお金をかけずにヘアカラーの色持ちが良くなる方法を解説していきます。
シャワーやお風呂の回数を減らす
シャワーやお風呂の回数は極力減らすようにしましょう。シャワーやお風呂はヘアカラーの色素が最も流出しやすい環境です。
色落ちの1番の原因はシャンプーになります。
他にも入浴中は注意すべき事がありますので1つずつ深掘りしていきます。
シャンプーは1回にする
ヘアカラーの色落ちの1番の原因はシャンプーです。シャンプーはアミノ酸系のものが1番ヘアカラーには優しいです。
普段、2回シャンプーをしている人は1回に減らしましょう。
シャンプー剤がついている間はヘアカラーが流出している時間になります。
シャンプーには界面活性剤という汚れを浮かす成分が入っています。界面活性剤は汚れも浮かしますがキューティクルやその付近にある色素も浮かしてしまいます。
なので極力シャンプーをしている時間を減らしましょう。
湯船に髪の毛をつけない
髪の毛は水分を含むとキューティクルがひらきます。キューティクルが開くと色素が流出しやすくなります。
ロングの方で湯船に髪の毛が浸かっている状態はキューティクルが開きっぱなしで色素が流出しやすい環境になります。
極力 、湯船には髪の毛はつけないようにしましょう。
お湯の温度に気をつけよう
髪の毛を洗うお湯の温度は38℃に設定しましょう。
かなりぬるめのお湯になります。髪の毛は高温のお湯を浴びるとダメージしていきます。ダメージがヘアカラーの流出に繋がりますので、ぬるめのお湯が好ましいです。
余談ですが高温(40℃以上)になると頭皮の皮脂も過剰に落としてしまいますので…髪の毛を洗う温度は38℃にしましょう。
ドライヤーで乾かす
ドライヤーを普段使わない人は使いましょう。キューティクルは濡れていると開いています。乾かさずに寝るとキューティクルが開いた状態で、枕に擦れてダメージしていきます。
色素の流出を防ぐ為にも乾かしましょう。
シャンプー後は早めに乾かしましょう。
ドライヤーの乾かし方(色素の流出を防ぐ)
まずは根元を乾かします。
次に毛先を乾かしていきます。
ドライヤーで乾かす場合に最も大切な事はキューティクルをとじるイメージをする事です。
下向きに広がっているキューティクルを整列させ閉じるようにドライします。
上から下に…
ドライヤーを上から下に向けて乾かしましょう。下からドライヤーをあてるとキューティクルが開きます。下からドライヤーを当てた方が乾きは早いのですが…
ヘアカラーの流出も早くなります。
必ず上から下にドライヤーをあてるようにしましょう。
少し時間はかかりますが…ダメージを最小限に抑える事と同時に色素の流出を防いでくれます。
コテやアイロンは控える
コテやアイロンは出来るだけ控えるようにしましょう。
熱のダメージは色素を流出させる大きな原因になります。毎日 巻いてる人と巻いていない人の髪の毛のダメージはかなり差があります。
髪の毛が濡れている状態でアイロンをすると一発で色味が飛ぶので気をつけてください。
1番気をつけないといけないのが…
「乾いた」という認識の違いです。お客様が乾いたと思った状態で8割しか乾いていない事があります。
乾いたと思ってから3分は乾かしましょう。
どうしてもアイロンを入れる場合はそこから初めてアイロンを使用しましょう。
海やプールもヘアカラー直後は控える
海やプールもヘアカラーの退色の原因になります。出来るだけヘアカラー直後は控えましょう。
特にヘアカラーの後の1週間は髪の毛がアルカリ性に傾いています。
海のpHはパーマ液と同じくらいのアルカリ度になりますので海は特に控えましょう。

お金をかけてもいい場合の優先順位
①カラーシャンプー
②アウトバス トリートメント
③ヘアカラー用のシャンプー
この順番にヘアケア商品を揃えましょう。
①のカラーシャンプーが1番大事になります。
これは色持ちを良くするというよりも色味を足してくれる役割があります。

②のアウトバス トリートメントはアイロンやコテなどの色素の流出をやわらげてくれます。ドライヤーの前やアイロン前につけると効果的です。
③のヘアカラー用シャンプーは1週間に1度カラーシャンプーで洗い通常のシャンプーをヘアカラー用のシャンプーに変えると色落ちを少し防ぐ事ができます。
ただし優先順位としては低めです。
まとめ
いかがでしたか?
普段の生活に少し気をつけていけばヘアカラーの色持ちは変わってきます。
試してみてください。
