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妊娠中や授乳中はヘアカラーしていいのか?
ヘアカラーをしても大丈夫です。
薬剤が皮膚を通して赤ちゃんに影響したという報告や症例はないみたいです。
ただヘアカラーの薬剤は強いものですし、アレルギー物質も入っていますので注意が必要になってきます。
妊娠中は普段では大丈夫な事も禁止されています。例えばアルコールなど…
これはお母さんが体内で処理をできないものや赤ちゃんに直接影響するようなものを摂取しないように禁止しています。
妊娠中の摂取に制限があるもの
アルコール
タバコ
カフェイン
水銀
ヨウ素
詳しくは
授乳中もヘアカラーは影響ない?
母乳に成分が移行する事はないです。
アルコールやカフェインなど体外に排出される時に匂いがするものは影響しますが、排泄物にヘアカラーの匂いがついている事はないので移行する事はないと言えます。
妊娠中の施術について気をつける事
妊娠中はありとあらゆる事に気をつけ、細心の注意をはらうべきです。
ヘアカラーの薬剤が直接的に赤ちゃんに影響はしないかもしれませんが…
ヘアカラーにはジアミンというアレルギー成分が入っています。
通常 こちらのアレルギーがでても薬を使えますが、妊娠中は薬の制限もあります。
ジアミンでアナフィラキシーショック
アナフィラキシーショックとは
https://www.saiseikai.or.jp/medical/column/anaphylaxis/より引用
ジアミンはアレルギー物質で「前回染めた時は大丈夫だったのに今回はかゆくなった」などという事が起こる物質です。
アナフィラキシーショックは体内に入った異物を出す為のショック反応で、妊婦さんは赤ちゃんが体内にいるので少し耐性は強くなるのですが…
ショック症状が出る人はでます。
アナフィラキシーショックで1番怖いのは呼吸器や循環器系の症状で ゼーゼーとなり赤ちゃんが低酸素症になる事です。
このリスクを減らす為にもヘアカラーの仕方を変えてもらいましょう。
頭皮につけずにヘアカラーをしよう
ヘアカラーは出来るだけ頭皮につけないようにしましょう。
地肌から少しグラデーションで髪の毛を染めると自然になります。
パッチテストをして大丈夫と思っていても次のヘアカラーの時にはでる場合もありますので妊娠中は根元を開けてヘアカラーする事がいいと思います。
その他 妊娠中に気をつける事【施術中】
ヘアカラーやパーマの匂い
妊娠中は薬剤の匂いに敏感になります。ヘアカラーの匂いがきつい場合はすぐにいいましょう。
シャンプー中の仰向け
シャンプー中は仰向けになりますので負担がかかります。バックシャンプー(座るシャンプー台)があればそちらにしましょう。
冷やさないように
サロンは空調が効いています。特に夏場は店内の方が寒い場合があります。膝掛けや足元を冷やさないようにしましょう。
トイレは遠慮なく
妊娠中はお手洗いが近くなります。遠慮なくスタッフにいいましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
妊娠中は普段できていた事も出来なくなります。制限がかかる事もありますが、新しい命が育ち喜びも2倍になります。
