ヘアカラー後のシャンプーはしない方がいい?
ヘアカラー当日のシャンプーは辞めましょう。その理由は3つあります。
初めてヘアカラーをした方も今までシャンプーをしていた方も改めていきましょう。
色持ちが悪くなる
なぜ色持ちが悪くなるのかというと…
キューティクルは水分を含むと広がり、中にはいっている色々な成分【トリートメントや色素】などが抜けてしまいます。
ヘアカラーで髪の毛の内部に入った色素を流出する事になります。
定着する予定のヘアカラーの色素が抜ける
ヘアカラーには酸化結合とイオン結合があります。
少し難しくなるので簡単に説明します。
酸化結合が 髪の毛の内部に入る色素
イオン結合が 髪の毛の表面にくっつく色素になります。
つまりヘアカラーは 内部にはいる色素と外側にくっつく色素があります。

外側にくっついている色素を当日のシャンプーにより、落としてしまう事になります。
当日にシャンプーするとお湯が少しにごると思いますが、これは表面にくっついている色素が抜けている事になります。
ヘアカラーの薬剤に含まれているトリートメント成分が落ちる
サロンのヘアカラーの薬剤は7割がトリートメント成分と言われています。
つまりヘアカラーはトリートメントでもあるんですね。
よく言われるのが…
「ヘアカラーをして髪の毛がツヤツヤになった」です。
これは色素が入ってツヤツヤに見えるのではなく、薬剤そのものに入っているトリートメント成分なのです。
セルフカラーとサロンカラーはここが大きく違ってきます。
このトリートメントも落としてしまうので、シャンプーを控えた方がいい理由になります。
どうしてもお風呂でシャンプーをする時の注意点
ぬるま湯で洗う
ぬるま湯で洗うのですがかなりぬるい温度にしましょう。
37°から38°がベストです。
ちなみにお風呂の温度は40°から42°ぐらいなのでかなりぬるいと言えます。
シャンプーはアミノ酸系のシャンプーに変える
シャンプーはアミノ酸系のシャンプーにしましょう。その他のシャンプーでは洗浄力が強すぎます。シャンプー剤が直接の色落ちの原因にもなりえます。
シャンプーは一回だけ
シャンプーは1度だけにしましょう。普段2度しっかり洗っている方は1度にしときましょう。シャンプーをせずにトリートメントだけつける事も可能です。シャンプーせずにすむなら断然トリートメントのみの方がいいです。
ゴシゴシこすらない
ゴシゴシ洗うと髪の毛と髪の毛が擦れてダメージの原因になり更にそれが色落ちの原因に繋がります。優しくフワッと洗う事を心がけましょう。
湯船に髪の毛を浸さない
湯船に髪の毛を浸さないようにしましょう。濡れている状態よりも浸している状態の方が髪の毛には良くありません。
ゴムやダッカールなどで留めて湯船に浸かりましょう。
お風呂から上がってからの注意点
お風呂以外での注意点になります。お風呂を出た後から寝る前まで気をつけていきましょう。
タオルでゴシゴシこすらない
お風呂あがりにタオルで髪の毛を拭くと思いますが…シャンプーと同じでゴシゴシこすらないようにしましょう。擦れる分だけダメージに繋がります。
ドライヤーの前にオイルをつける
ケアは必須になります。ドライヤーの前にオイル系のトリートメントを使用しましょう。
オイル系のトリートメントは表面に膜をはります。膜ができると熱から守ってくれるからです。
半分、自然乾燥 そしてドライヤー
ゆるく乾かしていくイメージです。一気に濡れた状態から乾燥した状態にもっていくとあまり良くありません。10分ほど自然乾燥させてからドライヤーでしっかり乾かしましょう。
ドライヤーは一箇所にあてつづけない
全体をまんべんなく乾かしましょう。
熱が1箇所に集まるとダメージの原因になります。
コテで巻かない
巻かないようにしましょう。1番色素の流出が激しい原因です。
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いつからシャンプーしていいの?
シャンプーは24時間あけましょう。
と
どのサイトにも書いていますが明確な理由はないので…
答えは「シャンプーしない期間を出来るだけ長くとりましょう」です。
長くとれれば定着がより進みます。
限界はありますが、3日以上おくと髪の毛がベタベタになりますので匂わないぐらいを目安にシャンプーをしましょう。
まとめ
ヘアカラーのあとはシャンプーをしない事が1番になります。
シャンプー自体が色落ちの原因にもなりますのでカラーシャンプーなどで定期的にシャンプーする事やトナーで色味を入れる事も大事になります。


