ヘアカラーの色落ちする原因は様々ですが…
雨に濡れたら色落ちしてしまうのか?という疑問を深掘りして解決していきます。
雨で色落ちはするのか?
ズバリ 落ちません。
お客様の中には雨で色落ちするから美容室はまた別な日にするという方もいます。
単純に雨で外にでるのが嫌なので予約の変更をする方もいます。
雨は少し気が滅入りますね。
雨の成分
ウィキペディアから抜粋
まとめると‥
雨の成分は大体は水だが、ごく微量に不純物を含んでいる。不純物には硫黄や塩素 ナトリウムなどがある。雨水は二酸化炭素を含むのでやや酸性になるが不純物が多く含まれると酸性雨となる。pHは5.6以下
ここで色落ちの原因となるのは不純物とpHの影響です。(水は省略)
不純物は雨水1リットル中に数mg – 数十mgなので微量すぎてヘアカラーが直接色落ちの原因にはなりません。
次にpH5.6です。
歯が溶け始めるのが5.5なので、これだけ見ると少し心配になります。
しかしpHの影響は…
コーラがpH2になります。
つまり…
あのコーラで髪の毛が染まるということがあながち間違いでなければ、pHが低い(酸性)2
という事は髪の毛が染まるという事になります。
しかしpH2とpH5.6だとかなり差があり雨でヘアカラーが落ちるとは考えにくい結果になります。
どうしても雨が気になる方は
振り始めが1番不純物が多いので振り始めは髪の毛をしっかりガードすると良いです。
マニキュアや塩基性カラー(カラーバター)は気をつけて
雨で色落ちをないと言いましたが水で色素が落ちるヘアカラーがあります。
それはシャンプーのすすぎの時に色落ちをしてしまうマニキュアやカラーバターです。
こちらはイオン結合で色素が吸着していますので、雨に濡れると色落ちします。
最悪なのは落ちた色が洋服などにつく事です。
これは気をつけなければなりません。
雨の時のマニキュアなどの対応策
①汚れてもいい服を着ていく
②染めた後は髪の毛をくくる
③濡れないようにする
汚れてもいい服を着ていくのはマニキュアが落ちた時の事を考えてです。
マニキュアなどは衣類についたらとれない事も多いので充分に気をつけましょう。
染めた後は髪の毛をくくるのはロングの場合、傘からはみ出る場合があるので、少しでも雨に触れる面積を減らしましょう。
濡れないようにする事が1番です。送り迎えをしてもらったりカッパをきたりとマニキュアなどをする予定であれば雨をに濡れない工夫をしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
もう一度 まとめますと…
雨によってアルカリカラーが落ちる事はほぼない。しかしマニキュアなど水で落ちるカラーは雨でも色おちします。
マニキュアやビビットなヘアカラーを入れる予定であれば雨の日はオススメできませんが、普通のヘアカラーでしたら問題はありません。
