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美容師が「薄毛になってます」とはなかなかいえない本音
年齢を重ねると気になってくるものです。加齢に対して髪の毛の悩みは増えてきます。そのかなでも白髪と薄毛はかなりのウェイトを占める悩みだとおもいます。
長年、美容師をしていると徐々に薄くなっていくお客様も多くなってきます。
そんなお客様に なかなか「薄くなった」とはっきりは言い出しにくいです。
やはりお客様は気になりますし薄くなった髪の毛が絶対もどりますから!とはいえないものです。
そこで美容師ができることはまず予防していくように促していく事だと思っています。
いい歯医者さんが虫歯を抜くのではなく虫歯にならないようにフロスや歯磨きの指導をしていく…
今回はそのような記事です。
カラー剤 別 頭皮にあたえるダメージ
カラー剤別にみていきたいと思います。
白髪染め・ファッションカラー
アルカリが染みる場合とジアミンがアレルギー反応をおこして痒くなる場合があります。
マニキュア
基本的に頭皮につけない為、頭皮が荒れることはない。ただ頭皮につけないので根元の根元が染まらない。
ヘナカラー
化学系ヘナと自然系ヘナがあり一般の方がぱっと見でどちらかの薬剤であるか判断できない。化学系のヘナは純粋なヘナ以外が入ってる事もありオススメできないです。自然系ヘナは二回染の手間やコストがかかる。
頭皮をダメージさせない場合の方法
どのカラー剤も薬剤なので頭皮に塗る事は避けるべきです。そちらを前提として仕上がり比較していくと…
仕上がりイメージが1番自然なのは 白髪染め・ファッションカラーを頭皮につけずに塗っていくのが1番自然です。
頭皮につけない塗り方をしていけば頭皮にダメージは少ないですので薄毛が気になる方はどのカラー剤であっても頭皮から少し離してぬっていくことをおすすめします。
その他のアレルギー
ちなみにカラー剤を頭皮につけて塗った場合はアルカリの成分でヒリヒリします。
その他に色素の成分にあたるジアミンがアレルギーの方はカラー後頭皮がかゆくなります。ジアミンはカラー後というのがポイントです。
ちなみにこのジアミンがアレルギーの場合一生カラーを頭皮につける事はしない方がいいです。カラーをする度にかゆくなります。
頭皮にカラーをつけたあとは頭皮全体を覆っている膜がうすくなり水分がとびやすい状態になっていますのでしっかり保湿しましょう。
美容師目線の頭皮ケア
日頃の頭皮のケアですが…
頭皮用のシャンプーを1つもちましょう。
毎日ではなくてもいいのですが1週間に一回は頭皮用のシャンプーをつかってあらいましょう。
頭皮用のシャンプーなので髪の毛自体はキシキシになってしまいますが日頃残っているトリートメントなどをしっかり落としましょう。
トリートメントや油分が毛穴につまり薄毛の原因になってきます。
メンズのトリートメントやリンスなどもあまりオススメはできません。
スパなども月1もしくは月2でできると血行も促進され頭皮トラブルが減ります。
薄毛対策カラーのススメ
カラーを月1で頭皮にべったりつけてしていると頭皮に優しいとはいえません。白髪染めなどでどうしても根元までしっかり染めたい場合はダメージの少ないオーガニックカラーにかえましょう。染みるのも多少は軽減されます。
あとは日頃の頭皮のケアです。
どうしても髪の毛のケアに目がいきがちですが頭皮は髪の毛の土台となる部分なのでまずは頭皮をケアする事を考えていきましょう。
