初めて染める人やアレルギーを沢山持っている人はヘアカラーを少し不安に感じます。
ヘアカラーの際には必ず48時間前にパッチテストというものをしなければなりません。
実際サロンで毎回しているかというと…していないサロンがほとんどです。それはなぜか?単に手間がかかるからです。
ヘアカラー前に来店して頂きパッチテストをして2日後にヘアカラーをする。この流れを1ヶ月に一回行うとお客様もかなり時間を割かれてしまいます。
なので実際にやっている美容室は少ないです。
しかし初めて染める人や不安がある人は必ずやっておくべきです。
特にセルフカラーでやる場合にどのようにやったら良いか分からない方にも、パッテストのやり方を詳しく説明していきます。
Contents
ヘアカラーのパッチテストの方法
早速パッチテストの方法です。どういった反応がでたらヘアカラーができないのか?などの疑問は下で書いています。
準備するもの

・染める予定のヘアカラー剤 (1剤と2剤)
・綿棒
・平たい皿状の入れ物
・コットン
平たい入れ物は紙コップの裏でもいけます。
パッチテストのやり方
①まず、染める予定のヘアカラー剤を作ります。実際に皮膚に塗りますがパッチテスト時は少しの量でやります。
この時の容量に迷うと思いますので参考に書いときます。(基本的にはヘアカラー剤は1:1の割合で混ぜます)
1剤 いくらの大きめの粒ほど
2剤 一滴ほど
だいたいこれぐらいの量で充分です。

②綿棒でよく混ぜます

目安はしっかり馴染むまでです。1剤がクリームで2剤が液体の場合は2剤がまわりに残りますが…真ん中をしっかり混ぜましょう。
③綿棒で皮膚の柔らかい所に塗布します。
皮膚の柔らかい所は腕の内側が一般的です。
範囲は10円ほどの大きさで薄くのばしましょう。

厚く塗ってしまうと、④で放置するのですが、乾きが悪くなります。薄く伸ばしましょう
④乾くまで放置します。
乾くまでの目安の時間は30分程度です。
早ければ15分ほどて乾きます。

絆創膏などで覆う美容室もありますが、テスト部分は覆わないでください。
乾きが悪くなり、なおかつヘアカラー剤は空気中の酸素でも反応しますので何もつけないようにしましょう。
⑤48時間様子を見ます。
途中で痒くなったり発疹がでた場合はすぐに流しましょう。
パッチテスト後の反応は?(これってヘアカラーできる?)
48時間後の反応ごとにまとめました。
ヘアカラーができない場合
かゆみ 発疹 発赤 など皮膚の異常を感じた時
ヘアカラーができる場合
異常が感じられず皮膚が少し染まっていたり何も感じない時
アレルギー反応が出たら‥違う方法での染め方(参考例)
もしアレルギー反応がでてしまった場合には染めるのを諦めるか、違うヘアカラーで染めましょう。
アレルギーを出さない為のヘアカラー方法
ヘアマニキュア
カラートリートメント
ヘナカラー
グラデーションカラー
根元につけないヘアカラー
ヘアマニキュアとカラートリートメントは普通のヘアカラー剤とは異なります。そちらでできるデザインでしたらヘアマニキュアとカラートリートメントはオススメです。

グラデーションカラーと根元につけないヘアカラーはあまり声を大きくして推奨はできませんが…
どうしても普通のヘアカラー剤で染めたい場合はこちらで対応します。
要は皮膚につけずにヘアカラーをしていきます。アレルギー反応は皮膚について初めて起こる事なので、頭皮につけないカラー方法です。
確実に頭皮につかない保証ができないものなのでご注意ください。
アレルギーは突然でるもの
アレルギーは花粉症と同じで、去年は出なかったけど今年からでるといった事が起きます。
原因は様々ですが…
アレルギー物質とされているものがジアミンになります。

出来るだけ体にジアミンをためないという事が大事になります。
こちらはアレルギー物質のジアミンが入っていないカラー剤になります。
白髪染めなどで毎回頭皮にヘアカラー剤をつけている人は早めにこちらに切り替えてジアミンをためないようにしましょう。
他にも頭皮の保護スプレーなどで膜を作り、少しでもジアミンを吸収させない保護スプレーもあります。
こちらをヘアカラーの前に頭皮に塗ると刺激が少なくなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?パッチテストの仕方からでてしまってからの対処法やアレルギー体質にならない方法などをまとめました。
ぜひ参考にしてみてください。
