ヘアカラーは温めた方が反応が早くなります。しかし温めた方がいいヘアカラーもあれば、温めない方がいい場合もあります。
ドライヤーの使うタイミングや注意点をしっかり押さえて効率的につかっていきましょう。
ドライヤーの効果
ドライヤーは温めたり冷やしたりする時に使います。お風呂上がりのドライヤーで髪の毛を乾かすのとは違い、温度を調節する為に使っていきます。
薬剤への影響はいろいろあります。薬剤の種類によって影響も変わってきますので、しっかり染めたいから温めるといい というのは間違いなので気をつけましょう。
ヘアカラー種類別の使うタイミング
どの種類のヘアカラーでもラップをつけた状態で温めたり冷ましたりします。
ラップなしで温めた場合、温度が均一になりにくく、薬剤が乾いてしまいます。
なのでどのシーンでもラップはしましょう。

①アルカリカラー(通常のヘアカラー、白髪染めも含む)
A、トーンアップ(今より明るくしたい場合)
トーンアップの場合はドライヤーで温めます。一箇所に当て続けるのではなく、頭をまんべんなく温めましょう。
特に襟足は染まりにくい部分になりますので、襟足とその上のくぼんでいる所はしっかり温めましょう。
逆に染まりやすい部分もあります。
こめかみやトップ(頭の頂上)はあまりドライヤーをあてないようにしましょう。
ドライヤーは振りながら温めるとベストです。
B、トーンダウン(今よりも暗くしたい、白髪染め含む)
トーンダウンの場合(白髪染め含む)はドライヤーはしないようにしましょう。
少し難しくなりますが…
根元は明るく、毛先は暗くする事になるのですが、ドライヤーを当てるとその差が広がるからです。
簡単にいうと… ムラになる という事です。
②マニキュア カラーバター
マニキュアとカラーバターどちらも温める事で染まりがよくなります。
こちらは通常のヘアカラーとは違い15分ほど温め続けても問題ありません。
基本的にこちらのカラーは時間をたっぷり置く方が良いです。
目安としては
15分温めた後10分冷やすというのが1番染まりがよくなります。
15分温める→10分冷やす
これをドライヤーの温風と冷風をつかってやっていきます。
③ブリーチ
ブリーチは温風を使い温めた方がいいのですが、かなり注意が必要で難易度が高くなります。
ブリーチの怖い所
ブリーチの怖い所はドライヤーを使う事で、3つの項目が全て加速されます。
つまり
逆に言うとしっかり塗布ができていれば温めた方がより色素は抜けます。
ドライヤーを使う時の注意点
一箇所に当て続けない
ラップをたまに触って温かくなってるか確認する
温度のムラがないようにする(染まりやすい所は温めない)
以上がドライヤーで温める時の注意点になります。
セルフカラーはドライヤーを使わない方がいいと言う人もいますが…
正しい使い方を覚えると効率や染まりが良くなります。
効果的に使えるようにしましょう。
