ヘアカラーとパーマは一緒にしていいの?
答えは できますがやらない方がダメージは少ないです。
こちらでも少し書いていますが…

検証も交えて深掘りしていきます。
まず美容師に
「ヘアカラーとパーマを一緒にしたいです」と言うと
「やりましょう!」
という美容師と
「同時には辞めて、しばらく日にちをずらしてしましょう」という美容師がいます。
ここでなぜ「日にちをずらしてしましょう」となるのでしょうか?
ずばり髪の毛がダメージするからですね。
ダメージの原因は【残留アルカリ】です。
専門的な話になると分かりにくくなりますので省略しますが…簡単に言うと ダメージする原因が髪の毛に残ります。
日にちはどれぐらい開けるべき?
残留アルカリは約1週間残ると言われているので早くても1週間後が良いです。
これだけ聞いたらヘアカラーとパーマは分けた方が良いと思いがちですが…
パーマとヘアカラーは一緒にできます。
同時にする方法があります。
その場合は【ダメージをだしたくないのか?】か【デザインをしっかり作りたいのか?】といった要望により変わります。
ダメージをだしたくない方への同時施術のススメ
①ヘアカラーは根元だけしてパーマは全てあてる
薬剤がつく範囲を出来るだけ少なくします。
毛先のパーマの部分もヘアカラーをすると薬剤も2回ついていますのでダメージしてしまいます。
それを防ぐ為に ヘアカラーは根元染め パーマは全体という風にします。
こうする事で髪の毛への負担がかなり減ります。
②明るいヘアカラーやきつめのパーマは避ける
明るめのヘアカラー【10レベル以上】のヘアカラーはやめましょう。
パーマもねじるようなパーマや細かくなるパーマは控えましょう。
デザインをしっかり作りたい方への同時施術のススメ
多少はダメージをしてもデザイン重視の方向けです。
①同時にやる場合の施術の順番は絶対にパーマ→ヘアカラー
順番はパーマを先にしてもらいましょう。
理由はパーマの薬剤でヘアカラーが落ちるからです。
②お客様の髪質が耐えれる事が条件
どんな施術内容にもよりますが…もとの髪の毛の状態が悪いとデザインの幅はかなりせまくなってしまいます。
したいデザインをヘアカラーとパーマ同時にしたい場合は毎日のケアをしっかりしましょう。

検証内容
【ヘアカラーだけしている毛束】と【パーマだけしている毛束】と【ヘアカラーとパーマの同時にした毛束】で比べています。
※ 薬剤は全て同じも物を使用しました。
画像だけでは分かりにくいので3項目で評価していきます。
②ツヤ【パサつき】
③色の入り具合 パーマのかかり具合
5段階評価で検証しています。
ヘアカラーのみの毛束

①手触り 4
②ツヤ【パサつき】 4
③色の入り具合 パーマのかかり具合 5
パーマのみの毛束

①手触り 3
②ツヤ【パサつき】 3
③色の入り具合 パーマのかかり具合 3
同時施術の毛束

①手触り 3
②ツヤ【パサつき】 3
③色の入り具合 パーマのかかり具合 3
※パーマは良くあたり、カラーは少し色落ちしたので
色の入り具合 3 パーマのあたり具合 4として総合的に3としています。
まとめ
まずパーマのかかり具合が違います。ヘアカラーをしている方が、かかり具合はよくなります。
ヘアカラーは分かりにくいですがやはりパーマをしている方が少し薄めです。
手触りなどに関してはあまり変化がありませんでした。
※個人の髪質やダメージ具合にもよります。
結果として、同時にする事がかなりダメージがでるといったことはないです。【見た目やツヤ感など】
あとは残留アルカリ【1週間ほど残るダメージのもと】の問題です。
こちらだけ気をつけていけばいい事になりますね。
残留アルカリを除去する商品もありますのでそれをつかいましょう。
最後に注意点です。
