この記事はこんな人にオススメ
・ドンキホーテでシュワルツコフのカラートリートメントを見た
・シュワルツコフが好き
・サロン用メーカーのカラートリートメントってどうなの?
・シュワルツコフのカラートリートメントの色味が知りたい
この記事は、カラートリートメントを100本以上染めた大作(@chou_fleu)が書いています。
良ければ今まで染めたカラートリートメントをランキングにしていますので、購入の際にチェックしてみてください。

今回はシュワルツコフのカラートリートメント(ゴットゥービーカラークリーム)を全色染めました。
シュワルツコフのカラートリートメントのライナップは特殊で、1つに3色はいっているレインボーアクア(パープル・ブルー・ターコイズ)というものがあります。
1商品でマーメイドカラーを作ることが可能になっています。同時に使っても良いですし、1色ずつ試す事もできます。
少し長い記事になりますので、気になる色味は目次からとんでください。
シュワルツコフのカラートリートメントとは?
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シュワルツコフには2ラインのカラートリートメントがあります。
今回染めるのは、ドンキなどにも比較的、販売している「ゴットゥービーカラークリーム」です。
ちなみにもう1つは、「クロマIDシリーズ」です。こちらはまた次回染めていきたいと思います。
「ゴットゥービーカラークリーム」は少し特殊で、マーメイドカラー用に1箱に3色入っているものがあります。
マーメイドカラーとは‥ブルー系の色味を複数使い、カラフルに仕上げるスタイルの事を言います。他にもパステル系の色味を使ったユニコーンカラーなどもあります。

「ゴットゥービーカラークリーム」は他にも変わっている所があります。
それは、濃いめの染料を混ぜて薄めて使うという事です。
これにはメリットとデメリットがあるので詳しく解説します。
\公式ページはコチラ/
混ぜて薄めて使うメリット
粘度や色の濃さなどを自分で決めれるので自由度が高いです。慣れている人であれば調節して簡単に使うことができます。
他にも単品で使った時の色味の濃さはすごいです。(デメリットあり)
・色味を作れる
・単品使いの染料の濃さはピカイチ
混ぜて薄めて使うデメリット
反対にデメリットもあります。それは始めて使う人は分かりにくいという事です。その分の手間がかかり、簡単にカラートリートメントをしたい人にはあまり向きません。
そして、混ぜずに使うと染料は濃いのですが、かなり固い薬剤になりますので、塗りにくくムラになりやすいです。
・手間がかかる
・ムラになりやすい
「ゴットゥービーカラークリーム」の中身は?
少し特殊なカラートリートメントになりますので、入っているものが通常のカラートリートメントとは変わります。

①外箱
②取り扱い説明書
③カラークリーム(カラートリートメント)
④トリートメント(薄める用)
⑤手袋
どちらかと言えば、2浴式のカラー剤(通常の市販カラー)に近い感じで入っています。
注目したいのは、③のカラークリーム(カラートリートメント)と④のトリートメントです。
カラートリートメントと通常のトリートメントを混ぜて使ったりしますが、詳しい配分は記載されていないので、少しずつ混ぜて色味を見ながら判断しましょう。
慣れないと難しいので初めは少量から試していきましょう。
シュワルツコフのカラートリートメントを染めてみた
染める髪の毛は、ハイブリーチを行なっています。その後に、カラートリートメントを塗っています。
参考の明るさ

レベルスケールでいうと‥

17レベルぐらいです。
カラートリートメントの染まりが悪い人はコチラをチェックしてみてね↓

↓染め上がりはこちら↓
染める前

カラートリートメント塗布後

染め上がり

シュワルツコフのカラートリートメントは全部で8色になっています。
染めてみた感想は、かなり固く塗りにくいです。(トリートメントと混ぜずに染めています)
しかし発色は、かなり濃いので思った色味を出しやすい仕様になっています。
どれぐらい固いのかはインスタグラムに詳しく動画で載せています。
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シュワルツコフゴットゥービーカラーの色落ちはこちら↓

シュワルツコフ【カラートリートメント】の染め上がりの結果
簡単にシュワルツコフのカラートリートメントの染まりをまとめました。
フラミンゴピンク | 蛍光ピンクのような高発色 レッド感がなく満足できるピンク |
---|---|
ロリポップレッド | やや赤みは薄いが他メーカーに比べると濃い |
マーメイドグリーン | グリーンというよりもターコイズグリーン |
レインボーアクア(ブルーのみ) | ブルーは濃い正統派ブルー パープル、ターコイズは省略 |
ブルーベリーリラ | 少し薄さは感じるが、ど真ん中のパープル |
グラニーシルバー | 青みがかったシルバー 薄さがちょうど良く綺麗 |
※レインボーアクアのターコイズはマーメイドグリーンと同じです。他にもパープルはブルーベリーリラと同色になります。
シュワルツコフのカラートリートメント【個別】の染まり
では実際に1色ずつ詳しくみていきます。
シュワルツコフのカラートリートメントは、違うメーカーと比べても、色味がかなり濃いので、全体を染めるよりも、ポイントカラー向きとも言えます。
フラミンゴピンクの染まり
染め上がりの画像

フラミンゴピンクの染まりはかなり綺麗です。濁っておらず、ベースの黄ばみもあまり感じられませんでした。
一般的に、ピンクはレッドによってしまったり、色味が薄かったりしますが、シュワルツコフのカラートリートメントは蛍光ピンクのような発色をしました。
薬剤が固いので、かなり塗りにくくはありますが、ここまで発色がいいとチャレンジしたくなります。
フラミンゴピンクの参考スタイル
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フラミンゴピンクは、綺麗なピンクですので、色落ちも期待できます。カラートリートメントが固いので、しっかり馴染ませましょう。
ピンク系カラートリートメントの比較はこちら↓

ロリポップレッドの染まり
染め上がりの画像

ロリポップレッドは、少し薄く感じますが、離れてみると充分な発色をしているレッドです。
赤系の色味は、比較的色落ちしやすいので、まめにカラートリートメントをすることが必須になります。
こちらも薬剤は固めなので、塗る時は注意してください。
ロリポップレッドの口コミ
髪も痛まず、綺麗に発色しました~!
今はおうち時間を使い丁寧に仕上げることが出来ました。
また日常が戻る日まで、、、
Amazonより引用
シュワルツコフのゴットゥービーカラークリームはまだ新しい商品ですので口コミが少なかったです。
どちらかと言えば否定的な口コミが多いですが、発色に関して言えばトップクラスです。しかし使い方が難しいことで悪い口コミが増えています。
ロリポップレッドの参考スタイル
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ロリポップレッドは綺麗な発色をします。ベースの黄色味と混ざると、赤の発色が弱く朱色っぽくなります。原色系のカラーにしたい場合は、しっかりベースを明るくしましょう。
レッド系カラートリートメントの比較はこちら↓

マーメイドグリーンの染まり
染め上がりの画像

マーメイドグリーンの染まりは、綺麗なターコイズブルーでした。しかし綺麗で少しくすんでいる分、他の製品と比べて少し薄い気がします。
ただ色味が独特で、他のメーカーのターコイズブルー系とはまた違った発色をしますので個人的にはオススメな色味です。
薬剤の固さは、6種類の中でも柔らかめでした。それでも他メーカーと比べたら固めです。
マーメイドグリーンの参考スタイル
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少しくすんだ色のマーメイドグリーンですが、とても可愛くなります。ブルー系の色落ちの過程でもターコイズ系の色味になりますが、狙ってくすんだターコイズグリーンの方が、やはり綺麗です。
レインボーアクア(ブルーのみ)の染まり
染め上がりの画像

レインボーアクアは3色入っていますが、ブルー以外はマーメイドグリーンとブルーベリーリラと同じ色味になります。
ブルーは正統派のブルーです。緑感もなく綺麗な濃いブルーになります。こちらも薬剤は固くしっかり馴染ませないとムラになりやすいです。
レインボーアクアの口コミ
濃く染め上げたかったのでそのまま使いましたが、チューブに入った染料は硬くて延びにくい液だったので付属のトリートメントと混ぜて使う方がいいみたいですね。
ブリーチ2回した髪でもいまいに色の入りを感じませんでした。地毛が太めで強い黒の日本人の私の髪質には合わないのかな?
こういった商品は個人差が大きいと思いますが、他社製だとしっかり綺麗に染まりましたので私はこの商品は合わないです。
残りがあるのでもう一回試してみますが、もう一回買うことはないかな…。
Amazonより引用
固いので伸びが悪い事も染まりにくい原因になるので、水分を含んだ髪の毛に塗るか、付属のトリートメントを混ぜて使いましょう。
初めてカラートリートメントで染める人は特に気を付けましょう。
レインボーアクアの参考スタイル
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通常、ヘアカラーでこのような高発色のブルーを作るのはなかなか難しいです。
原色系のブルーを作る場合は、カラートリートメントにしましょう。
青系のカラートリートメントの比較はこちら↓

ブルーベリーリラの染まり
染め上がりの画像

ブルーベリーリラも発色が綺麗なパープルです。ほんの少しのくすみ感がありますが、逆に柔らかい印象になっています。透け感があり、透明感があるパープルになります。
ブルーベリーリラの口コミ
ダーク系のカラーにブリーチ1回のハイライトを入れてます。お試しで髪全体を染めてみました。
ダーク部分はほんのり紫がかったおしゃれなダークブラウンになり気に入りました!が、ブリーチした部分はショッキングピンクになりちょっとイメージと違ったかな…結構赤みの強い紫なので好みが分かれるかも。
あと放置時間20~30分とありますか10分でもかなり染まります。ここ数年のヘアカラーの進化…めざざましい!
放置時間は20分〜30分かかります。しっかり染めたい人は10分以上は馴染ませる時間を取った方が良いです。
Amazonより引用
ブルーベリーリラの参考スタイル
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全頭パープルにするとインパクトがあります。人とは違ったスタイルを楽しみたい人はパープルにしてみるのもオススメです。
パープル系のカラートリートメント比較はこちら↓

グラニーシルバーの染まり
染め上がりの画像

グラニーシルバーは、出した時は青色でしたが、実際に染めてみると綺麗なシルバーになりました。
シルバーやグレーを作る場合は、薄い紫を使うことが多いのですが、カラートリートメントを出した時は、完全なブルーなのでびっくりしました。
しかし染めるとグラニーシルバーは少し青みがかったシルバーになります。
粘性はやはり固く、伸ばすのに苦労します。
グラニーシルバーの口コミ
楽しみにしていましたが、色が入りやすいと書いてあったのでブリーチに染め、使用しましたが染まらず…残念です。
グラニーシルバーのシルバーの発色は、シルバーとしたは濃いのですが、シルバー自体が薄い色味になります。ベースに黄ばみが残っていると、黄色味の方が色味として強く、あまり染まったように感じないかもしれません。ベースはしっかり明るくしたから使用しましょう。
Amazonより引用
グラニーシルバーの参考スタイル
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濃いグレーではなくシルバーを作りたい時にはかなり役立ちます。しかしベースが白に近いい場合は、ブルー感が増すことが考えられますので注意しましょう。
特に、普段から紫シャンプーなどをしている人は要注意です。
グレー系のカラートリートメントの比較はこちら↓

シュワルツコフのカラートリートメントまとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
シュワルツコフのカラートリートメントは、かなりの高発色です。
しかしカラートリートメント単体で使うと、馴染ませるのに苦労します。使いにくそうですが、一度コツを掴むと誰よりも綺麗に仕上げることができるカラートリートメントになります。
最後に発色をまとめていますので、購入する際の参考にしてください。
フラミンゴピンク | 蛍光ピンクのような高発色 レッド感がなく満足できるピンク |
---|---|
ロリポップレッド | やや赤みは薄い |
マーメイドグリーン | グリーンというよりもターコイズグリーン |
レインボーアクア | ブルーは濃い正統派ブルー パープル、ターコイズは省略 |
ブルーベリーリラ | 少し薄さは感じるが、ど真ん中のパープル |
グラニーシルバー | 青みがかったシルバー 薄さがちょうど良く綺麗 |
シュワルツコフの色落ちはこちら↓

