この記事はこんな人にオススメ
・市販の白髪染めトリートメントのオススメは?
・市販の白髪染めトリートメントとネット系の白髪染めトリートメントとの違いが知りたい
・手軽に買える白髪染めトリートメントを知りたい
・白髪を隠したい
・白髪を活かしたい
この記事は、カラートリートメントを100本以上染めている大作が書いています。
今回は、市販で買える白髪染めとトリートメントを検証して、色味ごとにおすすめの白髪染めトリートメントをまとめました。
実際に白髪染めトリートメントを使っている人や、これから使ってみようと思っている人の悩みを解決できるようにしていきます。
薬局や、スーパーで良く見かける白髪染めトリートメントですが、『実際に染まるの?』と疑問に思っている人には、ネット系白髪染めトリートメント(ルプルプやマイナチュレ)と市販の白髪染めトリートメントの違いなども合わせて解説していきます。
少し長い記事になりますので、気になる所があれば目次よりジャンプしてください。
Contents
市販の白髪染めトリートメントってちゃんと染まるの?

初めて使うカラー剤は染まるのか不安です。
白髪染めトリートメントも同じ事が言えますが、結論からいうと市販の白髪染めトリートメントも染まります。
しかし、色味にばらつきがあったり、緑味赤みが強く出るものも少なくありません。
失敗しない白髪染めトリートメント選びのコツはいくつかあります。
白髪染めトリートメントの選び方
白髪染めトリートメントは、良く染まることはもちろんですが、色味や明るさトリートメント成分などで選び方が変わってきます。
特に、市販の白髪染めトリートメントを選ぶ場合は、少し注意が必要です。
市販で販売されている白髪染めトリートメントは、トリートメント成分が安価なもので作られている場合が多いです。
例えば、ネット系の白髪染めトリートメントのトリートメント成分は、〇〇油や〇〇エキスといったものがメインで髪の毛のトリートメントになっているのに対し、市販の白髪染めトリートメントは、ジメチコン(シリコン)がメイン成分になっています。
これは、コストを抑える為に仕方がないことだと言えます。
シリコンで頭皮が痒くなったり、ノンシリコンにこだわる人は、ネット系の白髪染めトリートメントを選びましょう。
白髪染めトリートメントを選ぶ上でのポイント
色味 明るさ
実はあまり知られていませんが、色味が薄い→白髪の染まりが悪いということはありませんん。
濃い色味(ダークブラウンやブラック)のような色味でもメーカーによっては、白髪への染まりが弱い場合もあります。
色味や染まりに関しては、後でまとめましたので、そちらを参考にしてみてください。
トリートメント成分
市販で選ぶ場合、トリートメント成分のメインはジメチコン(シリコン)です。安い分しょうがないです。
中には、〇〇油配合と表記してあるものもありますが、よく見るとメインはジメチコンのものが多いです。
ネット系の白髪染めトリートメントには少し劣ります。正直、染めた後の手触りはどれもあまり変わりません。
価格
600円〜1500円の幅で多数の商品があります。100円ショップでも販売しています。
大体は1000円前後で販売されていますが、安く購入したい場合は、店頭のセールかネットショッピング(アマゾン 楽天)のセールを利用する事で安く購入できます。
染料の種類
最後に染料の種類です。
これは、最も大事なポイントになります。白髪染めトリートメントには、「この種類の染料を使いなさい」という決まりがありません。
なので様々な染料が使われますが、ほとんどがHC染料や塩基性染料です。
これらが使われていう場合は問題ありませんが、中にはタール色素がメインで使われているものもあります。
タール色素とは、赤色〇〇号といったように表記されているものです。
このタール色素がメインで使われている場合は、染まりが薄い事が多いです。
市販の白髪染めトリートメントとネット系白髪染めトリートメントの違い
市販の白髪染めトリートメントとネット系の白髪染めトリートメントには大きく違う点が2点あります。
その前に、市販の白髪染めトリートメントはどんなものがあるかまとめました。
市販系白髪染めトリートメント
- サイオス
- プリオール
- ルシード
- DAISO
- メンズビゲン
- ヘナカラートリートメント
- ビゲン
ネット系白髪染めトリートメント
このように分類できます。ネット系の白髪染めトリートメントは、価格が少し高い分配合成分や色味が良く研究されています。
市販の白髪染めトリートメントは、安く色味が不安定な商品もあります。
ネット系白髪染めトリートメントでも一部の店舗でも取り扱いがありますので、個別の記事を参考にしてみてください。
市販の白髪染めトリートメントとネット系白髪染めトリートメントの違いは‥
- トリートメント成分
- 色味(白髪カバー力)
この2つです。ネット系の白髪染めトリートメントの方が高価ですが、この2つは段違いによくなっています。
トリートメント成分は、ノンシリコンのものが多くみられるのが、ネット系白髪染めトリートメントです。
色味の濃さもネット系の白髪染めトリートメントの方が、しっかりしています。
色味について簡単にいうと、市販の白髪染めトリートメントは薄かったり、緑によりすぎていたりと安定にかけていました。
少し価格は高いですがネット系白髪染めトリートメントの方が優秀です。
しかし、ここでは市販の白髪染めトリートメントで安定しているものを紹介していきます。
白髪染めトリートメントの色味の種類

白髪染めトリートメントは原色系のカラートリートメントに比べると色味が少ないです。
5色あれば多い方で、ほとんどが2色や3色展開になっています。
それも、ブラウンやブラックといった色味がメインで作られています。
ブラウンがメインで作られている白髪染めトリートメントの方が薄く、ブラック系の白髪染めトリートメントの方が濃く作られている事が多いのですが‥
メーカーによってはブラウン系→赤系の染料メイン、ブラック系→青系染料メインで作られている事が多くなっています。(例外もあります)
つまり、濃さを色味の種類によって変えている事があります。
このことからもどんな染料がメインで作られているかで色味の濃さが変わってきます。
【白髪染めトリートメント】市販でおすすめランキング

市販系の白髪染めトリートメントのみのおすすめを色味別にまとめました。
色味の種類は少ないですが、使うものによって退色の仕方が変わってきますので、参考にしてみてください。
市販の白髪染めトリートメント【ブラウン】のおすすめ
ブラウン系の色味は、青の染料が使われているものが少なく、ほとんど赤系の色味になります。
ブラウンは色味が薄いものが多いですが、繰り返して白髪染めトリートメントをする必要があります。
しかし、色味がガツンと入りすぎる失敗が少ないので色味を楽しめる種類になっています。
ビゲン ナチュラルブラウン



市販の白髪染めトリートメントの中でも赤みが強く、白髪カバー力も高いおすすめの商品です。価格も安く気軽に使いやすいです。
口コミ
私はコンディショナー代わりには使いません。毛が染まるまで毎日毎日待てないから。髪をぬらす前に気になるところにつけます。10分位おいて流しあとは普通にシャンプーコンディショナー。毛染めの要領で、手軽にお風呂でてき、直ぐに染まります。
Amazonより引用
ヘナカラートリートメント ブラウン



赤みが少ないブラウンになります。色味のバランスが良く、赤系に寄せ過ぎたくない人にぴったりです。
赤みが強くなりすぎるブラウンが多い中ではかなり貴重な商品になります。
口コミ
いつも 乾いた状態でつかってます。とても入りやすいですよ、ただ もう少しいろもちよければ申し分ありません。
Amazonより引用
サイオス ライトブラウン



3種類の中では2番目に赤みがあるブラウンです。
しかし白髪に染めると赤みがあまり気にならない商品です。価格も1000円以下で買えるので、白髪染めトリートメントを初めてする人におすすめです。
口コミ
お風呂で使用しましたが乾いた髪に塗り伸ばした後手を洗ったのですが爪の間に入りなかなか取れませんでしたがゴシゴシ擦ったら取れました。
まず驚いたのは髪の毛がとてもきれいになること。
翌日は顔に当たる髪の感触が気持ちよくてほおぉ。。となりました。染まりもとても良かったです。一度で見えるところはきれいに染まりました。
美容院を月1は高くて辛いのでこれで繋ごうと思います。
いいもの見つけた。
Amazonより引用
市販の白髪染めトリートメント【赤系ダークブラウン】のおすすめ
ダークブラウンには、赤系の染料で染めているものと、青系染料で染めているものがあります。赤系染料で染めているおすすめのダークブラウンは2種類です。
ダークブラウンは青系染料が多く含まれているものが多いので赤系のダークブラウンは珍しいです。
メンズビゲン ダークブラウン



メンズビゲンは赤系に分類していますが、赤みが強すぎるということはありません。
青系のダークブラウンに対して色味が薄く、ブラウンが残っている程度になります。
仕上がりは、グレーっぽいブラウンになるので、バランスが取れたダークブラウンになります。
口コミ
普段はちゃんと髪染めしてるのですが、もみあげの所がすぐに白いのが目立つので、もみあげあたりだけに部分的に使ってます。
正直簡易的なのでしっかり染まるはずはなく、もともとそういう期待ではなく、少し目立ちにくくなればと思って購入しました。
流すまでの時間は説明書きより長めで15分から20分つけています。
説明書き通りシャンプー後にしっかり拭いて使っていましたが、洗う前の全く濡れてない状態で使う方がよく染まる気がします。その後にシャンプー、リンスを使っています。
ブラックとブラウンを使ってみたのですが、ブラックは薄いグレーに染まる程度なで引きでもともと見たときの白髪まじりのグレー感はそのまま。目立ちにくさは変わらず、ブラックは微妙でした。
ブラウンもやはり薄く染まる程度なのですが、引きで見たときのグレー感はなくなり、それなりに目立ちにくくなりましたので私としてはブラウンがおすすめです。
しっかりこれだけで染めたい人はリンスタイプはおすすめしません。
Amazonより引用
ビゲン ダークブラウン



ビゲンのダークブラウンは、メンズビゲンに比べると少し赤みが増しますが、こちらも気になるほどではありません。
赤系のダークブラウンは色味が感じれるので繰り返し染める事ができます。
口コミ
近所のマツキヨで買っていましたが、置かなくなり困っていました。
トリートメントなので白髪染めのようには染まりませんが、自然な感じでいいですよ!愛用しています。
毎日使う事で、徐々に色付き、使わないと元に戻ります。
髪が痛まずに気軽に使えるところが気に入っています。
Amazonより引用
市販の白髪染めトリートメント【青系ダークブラウン】のおすすめ
同じダークブラウンでも青系に染まるダークブラウンです。
色味の濃さを出すために青の染料が含まれている場合が多いダークブラウンですが、その中でも濃く染まる商品を2種類選びました。
ヘナカラートリートメント ダークブラウン



ヘナカラートリートメントのダークブラウンは、かなり濃いです。ブリーチ毛に染めた場合には色味をほとんど感じなくなります。
青系ダークブラウンの特徴は、濃くなりすぎるのが欠点です。
口コミ
30代から白髪に悩まされていて、今はもう7~8割くらい白髪。
1ヶ月おきに美容院で白髪染めをしていましたが、コロナで今までみたいに頻繁に行けず…。
この自粛期間に、たくさんの商品を試してみましたが、私にはこれが一番効果がありました!
私は乾いた髪に塗って、サランラップを巻いて30分くらい置いてから洗い流しています。
2回続けて使ったあたりから、効果を実感できます。
その後は、週1くらいで使えばちょうど維持できる良い感じです。
香りもキツくないのが良いです。
しっかり洗い流せば汗が茶色くなることもありません。
もちろん、サロンの白髪染めに比べたらしっかり染まりませんが、確実に目立たなくすることはできています!
美容院にいく間隔を長くすることができているので助かっています!
Amazonより引用
ルシードカラーリンス ダークブラウン



ルシードカラーリンスのダークブラウンも濃いダークブラウンになります。ブリーチ毛に染めた場合には色味がなくなりますので、注意が必要です。
白髪に染めてちょうど良いです。
口コミ
まずは5回続けてと書いてありましが 変わらないなぁ…って程度しか染まらず せっかく買ったのでと続けて使用していると 6回 7回目と目に見えて染まり始めて 8回目には白髪がほぼ目立たなくなる程染まりました。
個人差があるのか 説明書にあった5回目の時点ではガッカリでしたが 続けて使って 今では満足してます。
Amazonより引用
市販の白髪染めトリートメント【ブラック】のおすすめ
ブラックは赤系の色味はなく、ほとんどが青味が強くなっています。ブラックの中でも色味の濃さで2種類選びました。
どちらもメンズ用ですが、青味が突き抜けていて青黒さを感じる2種類です。
メンズビゲン ナチュラルブラック



メンズビゲンのナチュラルブラックは、かなり濃く染まります。青に近い色味になっています。濃く染めるためには、青さが必要なのが良く分かります。
口コミ
最近白髪が増えてきたので、使ってみる事にしました。
ナチュラルに「白髪が見えにくく」したかったので、アッシュブラックにしました。
説明にも書いてあるのですが、一度髪を洗い、髪をちょっと乾かしてから、使用しましょう。
濡れたままやったら無意味でした。爪と皮膚の間も黒く染まるので、手袋をする事をオススメします。
ただ、髪乾かして、手袋して、週3使用するって、普通にカラー材使った方が楽なのかとか、ふと思いますが、やはり、ふた閉めて何度も使えてそれなりに安価なのは助かります。
欲を言うと週1の使用で、濡れた髪に使用だったら凄く良かったのですが…。
Amazonより引用
ルシードカラーリンス ナチュラルブラック



こちらもメンズ用白髪染めトリートメントになりますが、メンズビゲン同様にかなり青い商品になります。赤系ブラックと混ぜて使用しても良さそうです。
口コミ
一般的な白髪染めを使用した時の髪へのダメージが深刻になってきたため、以前からリンスタイプの白髪染めをテストを兼ねて使ってきました。
この商品は従来の製品に比べ染まり方が“かなりマシ”になっていると思いました。
(もみあげなどの染まりにくさは、部分的にヘアカラータイプを使っています。)
過去の製品にあった「いつになったら染まるのだろう?」といったことは無いのですが、次回には、日常生活の汗などで染料が流れていった様な気がするのは相変わらずです。
それでもなぜ★が5つなのかというと、ヘアカラーに比べて髪へのダメージが圧倒的に少ないため、おそらくこれを使い続けるしかないと考えたからです。是非メーカー様にはこの種の製品の性能向上を目指していただきたいです。
Amazonより引用
市販の白髪染めトリートメント【アッシュ系】のおすすめ
アッシュ系の白髪染めトリートメントは珍しく、より青光りするようなものを選びました。
青味がかなり強く、他のメーカーにはない色味になります。
メンズビゲン アッシュブラック



メンズビゲンのアッシュブラックは、青光りするほどのブラックです。同じメンズビゲンのナチュラルブラックと比べてもかなり青いです。
口コミ
髭がほぼ白髪で存在感が無いので使っています。
お風呂前に軽く洗って水気を拭き取ったあと、人差し指の第一関節程の長さを指に取って髭に乗せるように塗って放置。
5分程度お風呂掃除をして時間を潰しています。使用頻度は毎日で半月程使用しましたが、白い髭がほんのりグレー掛かった色に染まりました。
髪の毛が白髪混じりなので、いい塩梅です。使った直後は指に染料が残りますが、頭や体を洗っている内に流れ落ちます。
気になる方は薄手のゴム手袋などを装着して下さい。100枚入り1000円ぐらいで購入できます。真っ黒にしたい方にはおすすめしませんが、白髪ぼかしをお探しの方にはおすすめします。
Amazonより引用
市販の白髪染めトリートメントをしっかり染めるコツ(使い方)
市販の白髪染めトリートメントは安くて手軽に使える商品です。白髪染めトリートメント全般に言えますが、1回でしっかり染めるのは難しいです。
しかし効率よく染まる方法もあります。
市販の白髪染めトリートメントを効率よく染める方法をまとめてみました。
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STEP1シャンプー後しっかり乾かす濡れた状態で染めるように指示がある商品もありますが、塩基性染料やHC染料の場合は乾いた状態の髪の毛に塗っていった方が良く染まります。
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STEP2たっぷり塗布するくしなどでコーミングした後にさらに白髪が多いところには溜めるように塗布をします。塗布量が少ない場合、せっかく染めても吸着が悪くなります。結果、白髪染めトリートメントの無駄遣いになります。
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STEP3ラップをするラップをする事で、白髪染めトリートメントが乾くのを防ぎます。
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STEP430分以上時間をおく市販の白髪染めトリートメントは早染め系の商品が少ないです。15分でOKと表記されているものでも30分以上おく事でしっかり染まります。
白髪染めトリートメント【市販】のまとめ
市販の白髪染めトリートメントは、手に入りやすく安いです。しかし、成分面に少し不安が残ります。
白髪染めトリートメントで染める人は通常のカラーでかぶれたり、痒くなったりする人もいます。できればノンシリコン系の白髪染めトリートメントで染める方が、頭皮の負担も軽くすみます。
頭皮につける前提で白髪染めトリートメントを考えている人は、配合成分も見て購入しましょう。
ネット系白髪染めトリートメントのメーカーも一覧にしています。
